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コラム:転職の技術

第766章

教えて欲しければ、何を与え、創れるかを示せ

— Give & Take & Collaboration —

2016年10月7日

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Don't Take First

Give & Takeという言葉があります。Take & Giveでないところがミソで、得たければまず自分から与えよ、という意図が込められている言葉だと私は思っています。

しかし、意外にTakeばかり考えている方、即ち、「会社が自分に何をしてくれるのか」ばかり考え、面接の場でそれに関する質問ばかりする方が少なくありません。

確かに、学生時代までは、与えられることが当たり前です。こちらが嫌になるくらい、あれをせよ、これをせよと周りが与えてきます。

余りに与えられることが多いせいか、与えられることに慣れてしまい、与えない企業や組織はダメだと思ってしまう方が増えるのは無理のないことかも知れません。

ただ、企業の立場からすれば「教えて教えて」「これ欲しいあれ欲しい」ばかり言う人は、面倒臭くて仕方がありません。子供じゃないんだからとつい思ってしまいます。

Give First, Take After

もちろん企業も、せっかく入社してくれるのですから、基本的には教えようという積極的な気持ちを持っています。

ただ、受け入れる側にもそれぞれの仕事があり、特に、通常受け入れ担当となる課長前後の中間管理職の方は往々にして多忙なため、教育コストは最小限に留めたいと考えています。

そんな中で「教育はどうなっていますか」「フォローはどうしていますか」「成果が出づらい人にどうしていますか」などをしつこく面接で聞きすぎると、「この人は何も考えずに相談にきそうだな」「自分の時間が圧迫されそうだな」とマイナスの印象を与えてしまいます。

もちろん、入社する側としてはある程度の教育は求めるべきです。特に、未経験や経験の少ない業界・企業にいく場合、最初のうちはいろいろ教えて貰わないと現実問題として立ち行かないでしょう。

そのため、ある企業に入社するかどうかを決めるときには、教育はどうか、フォローはどうかといった話は聞くべきだと思います。

では、どうやったら面接中にマイナスの印象を与えずに教育の話を聞けば良いか、ですが、それまでにきちんとGiveの話をしておけば大丈夫です。

受け入れ担当にとって、教育時間は負荷の増加です。ただ、自分の仕事を任せることができるなら、それは負荷の軽減となります。

簡単に言えば、面接の合否とは、その負荷のプラスマイナスを合算したとき、プラスとマイナスのどちらが大きいかで決まります。

そのため、教育の話を聞きたいなら、その分その話題の前に「この人を採用したら自分や組織が楽になりそうだな」と思われるようなGiveの話をして頂きたいと思います。

Collaboration

更に手堅くいくのであれば、Collaborationの可能性を示しておきましょう。

Giveの話は、詰まるところ上司の仕事を巻き取るという話であり、極端に言えば、仕事量の割り振りが変わるだけに留まります。

そこで、単に仕事量を減らすだけでなく、上司が考えるべきこと・答えが出てないことを一緒に考えられる、つまり、コラボレーションできますという事を示せれば、よい右腕を得られそうだという期待値を高めることができます。

ここまで出来れば、教育のことを詳しく聞いたとしてもそれほどマイナスにはなりません。むしろ手堅く、またバランスの取れた人だなと、かえって好印象を与えます。

まとめますと、話の順序としては、まずGive、次にCollaboration、最後にTakeにすれば、面接の結果自体も良くなりますし、教育等のことも聞くことができます。

Give & Take & Collaboration

コラムの性格上、転職活動に絡めて話をしていますが、Give & Take & Collaborationのバランスは、普段の仕事においても、家族や友人などのプライベートにおいても重要なものと思います。

徒然草において、よき友の一つに「物くるる友」がありますが、これは、吉田兼好が意地汚いわけではなく、Give & Takeが出来る友人は有り難いという話ではないかと思います。

また、論語に「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」とありますが、これは共に語り合うことによって新しい考えを生み出せる、つまり、Collaborationが出来る友を持つ喜びを表しているのではないかと思っています。

転職活動における面接の場ではもちろんのこと、仕事やプライベートでも、GiveとCollaborationを相手に示せているかを意識してみてください。

<田中 祐介>

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