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第1266章
2026/05/29

人材紹介のやりがいや楽しさ

以前、どこかのコラムで、私が人材紹介を続けられている理由について言及したことがあるのですが、今回はそこに焦点を当てて、人材紹介の仕事の魅力として私が感じていることを書いていきたいと思います。

人材紹介の仕事は、その仕事の捉え方により、やりがいのある仕事にもなれば、つまらない仕事にもなります。ただキーワードで求人を出し、ただ選考の日程調整をし、内定が出たらただ入社を勧める。そんな仕事を延々と続けるなら、確かにつまらない仕事だと思います。

一方、支援を依頼してよかったと言って頂けるようなご支援ができれば、この仕事をしている価値を実感することができます。

加えて、自身の積み上げてきた実績や力がダイレクトにサービスレベルに直結するため、自分自身が誰かの人生の役に立ったという実感も強く得ることができます。

というのが人材紹介の魅力って何ですかと聞かれた時に私がいつも答えることなのですが、今日はそれとはまた違った視点から人材紹介という仕事の魅力を話したいと思います。

疑似体験が人生を豊かにする

当たり前のことを敢えて書きますが、自分の人生は1つであり、他人の人生を歩むことはできません。あの時、こういう選択をしていたら自分の人生はどうなっていたのかな・・・と想像したり、時に後悔をしたりすることもありますよね。

でも、私たちは時に、他の人の人生を擬似的に体験することができます。本、アニメ、ドラマ、映画などを通じて、自分ではない人たちが繰り広げる世界を感じることができます。

私は小説が好きなのですが、中でも歴史小説が大好きです。歴史小説が好きな理由は、実在する人物をモチーフにしており、現実味のある話になっているからです。

そして、歴史小説という現実に生きた人を題材に書かれたものを読むことで、他人の人生を疑似体験することができます。読みながら、怒ったり、悔しく思ったり、悲しく思ったり、喜んだり、感動したり・・・歴史小説を読むことで、人の人生を味わえることが楽しみであり、それが、私が小さい頃から歴史小説を読み続けている理由でもあります。

私が人材紹介を続けている理由も、実は同じだと思っています。人材紹介という仕事は、言ってしまえば、他人の転職を支援するだけの仕事です。ですが、ご支援をする中で、その人がどういう人生を辿ってきたのか、いまどういうことを考えているのか、そして、これからどういうことをしたいのか、という、本物の人生の、本物のストーリーをお聞かせいただくことができます。

また、ご支援を差し上げた後も時々連絡を取らせていただくのですが、その中で、その後はこういう人生を歩んでいます、といったお話しを伺えることもあります。自分では歩めなかった人生を擬似体験させていただいていることをいつも感謝しています。

実は、かなり前にご支援をして、いまも連絡を取っている方の一人に、偶然にも私が選択しなかった方の人生を歩んでいる方がおられます。

私は新卒時、大手先端技術系とベンチャー系で最後の最後まで迷い、最終的にはベンチャー系を選んだのですが、その方は、もう一方の大手先端技術系を選ばれました。

また、1回目の転職の時、私は技術系コンサルティングファームと総合系コンサルティングファームで迷い、総合系を選んだのですが、その方は技術系を選ばれているのです。

更に、2回目の転職の時、私は異業界(人材紹介)と事業会社で迷ったのですが、私は異業界を選び、その方は、私が紹介を受けていた事業会社を選ばれています。この方とは、人生のどこかで一緒に働いていてもおかしくないのですが、見事なくらいにもう一方の企業を選択されています。話をしていても意見が一致することが多く、パラレルワールドの自分を見ているようなのです。この方が、これから更にどのような人生を歩んで行かれるのかを、とても楽しみにしています。

前述の通り、人材紹介という仕事は、ともすると、ただ求人を出して、ただ日程調整をしているだけの単純な仕事に見えてしまいます。しかし、見方を変えれば、他の方の人生を追体験することができるという、非常にやりがいのある仕事といえます。

この他にも、人材紹介という仕事の魅力はいっぱいあります。もし、人材紹介業というのはどんな仕事なんだろうと興味をお持ちになった方がおられましたら、人材紹介および弊社だからこそ味わえるやりがいとか楽しさといったものをお伝えしますので、是非一度、弊社の門を叩いてみてください。

筆者 田中 祐介
コンサルタント実績
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