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第1149章
2024/01/12

今年も人生の岐路に貢献できる様に

この度の令和6年能登半島地震により被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。2011年の東日本大震災では私の実家と家族も被災しましたが、10年以上経過して完璧ではなくても日常と呼ばれるものに戻ってきたと感じます。今回被災された方々も大変な状況ではあると思いますが、どうか希望を持って欲しいと思います。

2024年は日本航空機と海上保安庁機の炎上事故も重なり正月から大変なニュースが続きました。私は昨年に子供が産まれたこともあり、命の尊さを日々実感している時でしたので、正月休みに本棚にあった「あした死ぬかもよ?」という本をパラパラと読み返してみました。

書かれている内容はネガティブなことよりもポジティブなことで、今生きている奇跡と、自分はいつか死ぬと心に刻むことで今日を大切にありがたく生きるという様な内容です。確実に訪れる人生の最後から逆算することで、今何をすべきかを常に考え、誠実で後悔の無い人生を送ることの大切さを考えさせられます。

後悔の無い人生というと「目立つ挑戦」「人と違うこと」「大きな実績」などに目が奪われがちですが、この本からは「誰になろうとしているのですか?」と問われます。憧れる人がいるのは素敵だが、誰にもなる必要はなく、欠点も個性と堂々とあなたであれということです。

家族に優しくすること、友人に優しくすること、他人に優しくすること、この様な「当たり前」と言われる様なことも立派な後悔の無い人生の送りかたであり、どんなに些細なことであっても誰かに必ず貢献することができます。

そんな人生を構成する一部に仕事やキャリアがあります。憧れの企業、憧れの仕事、憧れのキャリアなど、何か(誰か)に憧れて他人と比較するだけではなく、あなたは何がしたいのかを考えるにはこの年始めは1つの機会ですね。

この仕事をしていると様々な方の人生の岐路に携わり、時には自分の力不足を考えさせられることもありますが、それでも出逢った方々に少しでも貢献ができた時の喜びは大きく充実感がありますので、今年も精進して参ります。

筆者 南條 充
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