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コラム:転職の技術

第705章

転職でキャリアアップをしたいなら、既にキャリアアップをしていなければならない

— 転職におけるパラドックス —

2015年6月26日

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キャリアアップをしておかないとキャリアアップ出来ない?

転職をする理由で一番多いのは「キャリアアップのため」なのですが、そのためには、既にキャリアアップをしている必要がある、というパラドックスがあります。

こう書いてしまうといまいち何を言っているかよく分からないと思いますが、もう少し細かく言えば、転職先で希望する「キャリアアップ」を、転職活動を開始する時点で、部分的でも良いので経験している必要がある、ということです。

例えば、いま二次請けで基本設計しか出来ないしリーダーも出来ないので一次請けに転職したい、という方がいたとします。こういう方が一次請け企業に面接に行った時に何を聞かれるかと言えば、質問の仕方は様々ですが、要は「要件定義をしたことがあるか?」や「リーダー経験があるか?」です。

したことがないから転職をするのに経験があるかを聞くなんて、血も涙もないなと思われるかも知れませんが、ここでは質問の意図を正しく理解する必要があります。

フェーズや肩書きではなく、実質的な経験の有無が重要

例えば、要件定義フェーズに参画したことは無くても、後工程で要件定義と同じ業務を経験することは出来ます。特に、要件定義のすぐ後の工程である基本設計フェーズであれば、設計に当たって不足している情報を聞き出すために、要件定義工程に一時的に戻ります。そこで顧客に対して業務や要望をヒアリングし、要件定義書に加筆・修正をすれば、部分的ではありますが、要件定義を経験したことがあると言うことが出来ます。

また、プロジェクトの中で、リーダーという肩書きが無くても、リーダーがやるべきことの一部を肩代わりすることは出来ます。リーダーはWBSを作って進捗管理をする人、というイメージを持つ方が多いのですが、実際は課題管理や品質管理、変更管理、コスト管理、外注管理、稼働管理など、進捗管理以外にも管理業務はありますし、現場の問題点を吸い上げるための風土作りや、チームメンバーのモチベーションを上げるための仕掛け作りなど、プロジェクト計画に記載されないけれども重要なリーダー業務は沢山あります。リーダーに指名されなくてもリーダーがやるべきことをしていれば、実質的にリーダー経験を積んできていると言うことが出来ます。

転職は「即戦力採用」と肝に銘じ、現職での部分的キャリアアップを実現すべし

所属する会社により、どうしても要件定義フェーズに参画出来なかったり、プロジェクトで正式なリーダーになれなかったりするのは仕方が無いと思います。それは、顧客が発注先の企業を選別しているためで、その壁を個人の努力で越えようと思ってもなかなか難しいためです。だからこそ、転職という手段を使ってキャリアアップを図るわけですが、受け入れる企業にとっては、教育コストが掛かり過ぎる人を採りたいと思わないので、部分的でもいいからキャリアアップしてきて欲しい、と思うわけです。

面接で「全くやった事がないけど意欲があるのでさせてください」と言っても、それでOKと言ってくれる企業はそう多くはありません。少しでもやった事があると言える様にするためにも、常日頃からキャリアアップを意識し、現職でもキャリアアップのための経験を頑張って積んでいるんだ、と言えるようにしておいて頂きたいと思います。

<たまたろう>

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