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コラム:転職の技術

第681章

1年の計に自己投資の計画を組み込む

— 未来を広げる3つの自己投資の観点 —

2014年12月26日

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年始に「どんな自己投資をすべきか」を考える

いよいよ2014年もあと少し。新年を迎えるにあたり、明日から大掃除!という方も少なくないのではないでしょうか。我が家は年賀状など年末年始モノは全て後回しにしてしまいましたので、明日から本職以上に大忙しになります。

さて、一年の計は元旦にあり、ということで、新年を迎えたら2015年の抱負を考えられると思いますが、その際、「どんな自己投資をすべきか」という観点での目標も立てて頂ければと思っています。

自己投資の仕方が分からなければ、企業の投資の仕方を参考に

「自己投資っていっても何をすればいいんだろう?」という方は、企業の投資の仕方を考えてみることがヒントになります。企業の成長と人の成長には似たようなところがあるからです。

まず企業の成長を考えてみますと、資産を獲得し、資産効率を向上させて収益性を高め、キャッシュをより生み出せるようにします。
また、市場の変化に負けないように事業に対して投資をし、過去の成功に囚われずに、自発的に変化していく必要があります。

人の成長も同様で、知識やスキルを獲得し、インプットからアウトプットまでの時間(スループット)を短くして生産性を高め、給与をより獲得できるようにします。
また、市場の変化に負けないように自己に対して投資をし、過去の評価や実績に胡座をかかずに、自発的に変化していく必要があります。

この様に、企業と人の成長には類似点がいくつもあるのですが、特に大事なのは投資です。他の要素は、企業であれば事業を進めていけば、人であれば仕事をしていけば、ある程度自然に良くなっていくものですが、投資は強い意思を持ってやろうと思わなければ出来ません。

好況時には『好調なときこそ投資を』と、不況時には『苦しいときこそ投資を』と言われる様に、投資はいつ如何なる時でもし続けていく必要があるものといえます。 これは企業だけではなく、人についても言えることと思っています。

自己投資のポイントは「パフォーマンス」「ステップアップ」「フューチャー」

では、自己投資をするといっても具体的に何をすれば良いのか?という話ですが、そもそも自己投資には3種類あり、それぞれについて考え、出来れば並行して実施するのがベターです。

(1) 現在のパフォーマンスを上げるための投資
(2) 次にステップアップするための投資
(3) 未来(フューチャー)を広げるための投資

(1) 現在のパフォーマンスを上げるための投資
この投資の目的は、いま取り組んでいることの効率を上げることです。
企業であれば、工場の機械を最新化したり、熟練者を獲得したりすることです。
人で言えば、業界・業務の知識の吸収や、技術の深堀りなどになります。

例えば、もしいま保険会社向けのIFRS対応をしているなら、保険業界の歴史や保険のビジネスの仕組み、保険商品や付随する業務の内容、IFRSの概要、DWHとその技術、導入のお作法などを学ぶ、といったことが考えられます。

(2) 次にステップアップするための投資
この投資の目的は、遠くない未来を実現するための土台を作ることです。
企業であれば、新しい事業を始めたり、新しい製品を作ったりすることです。
人で言えば、一つ二つ上の仕事を想定した知見の獲得になります。

例えば、いま業務システムの開発をしていて、次はB2Cシステムの開発をしたいなら、自宅にサーバーを立てて最低2つ〜3つは自力でWeb・モバイルアプリケーションを開発するとか、もしいまプロジェクトリーダーをしていて、次はプロジェクトのマネージャーになりたいなら、プロジェクトマネージャー試験やPMPの勉強をするとか、もしいまSEをしていて、次はコンサルティングをしたいなら、ロジカルシンキングやプレゼンテーションスキルを上げるための講座を受講するとか、そういったことが考えられます。

(3) 未来(フューチャー)を広げるための投資
この投資の目的は、直近の数年以内では役に立たないかも知れないが、遠い未来に自分の本当にやりたいことを実現するのに役立つかもしれないことを先取りしておくことです。
企業であれば、何十年という単位で行われる研究開発にあたります。
人で言えば、現在の仕事とは異なる分野の知識や経験の獲得になります。

例えば、いまSEをしているが、将来は雇用問題を解決できる人になりたいという思いがあるなら社労士の資格を取るとか、将来は会社経営をしたいという思いがあるなら法律や経営の勉強をするとか、将来はカウンセラーになりたいという思いがあるなら心理系の勉強をする、といったことが考えられます。

いずれも大事な自己投資ですが、特に(2)と(3)は取り組みにくく継続もしづらいです。ただ、長期的視点で考えた場合、後者になるほど将来にインパクトを与える傾向があり、特に(3)を意識するかどうかでその人の将来は大きく変わってきます。

一年の計を考えるにあたり、もしこれまで(2)や(3)を具体的に考えてきてなかったなと思われましたら、これを機会に考えてみて頂ければ幸いです。

今年も一年、当コラムをお読み頂き有難うございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

<田中 祐介>

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