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第1125章
2023/06/30

転職活動がうまくいかないときに見直すべきポイント(前編)

転職活動を始めたけれど、書類選考でお見送りにされて面接に進めない…ということや、面接をなかなか通過できない…ということ、ありますよね。今回のコラムではそんなときに見直すべきポイントについて考えてみました。

まず、書類選考でお見送りにされてしまう場合。書類選考がうまくいかないときに見直すべきポイントは大きく分けて2つです。

(1) 書類が適切な内容になっているか?
(2) 受けている企業やポジションと自身の経験やスキルが合っているか?

(1)書類が適切な内容になっているか?

まずは誤字脱字を含む書類全体を見直しておきたいです。例えば、SEとして技術力をアピールしたいのに、技術名称が正式名で記載できていない場合はマイナスポイントになっているかもしれません。また、書類に記載する内容の粒度についても見直す価値があります。例えば、経験した内容をすべて事細かに書き、面接で聞かなくても経験のすべてを把握できるレベルに書類を記載してしまうと、ただの作業者っぽく捉えられてしまう可能性や、求人票に合わない経験が多いと判断されてしまう可能性もあります。書類作成においては書くべき内容は書きつつも、書類選考官に「もっと知りたい!」と思わせるようなポイントも残しておけると面接に進めるチャンスも増やせると思います。

(2) 受けている企業やポジションと自身の経験やスキルが合っているか?

(1)を見直して問題がなければ(2)を見直していきましょう。中途採用で内定を獲得するためには企業が求める経験やスキルを満たしていることを相手に伝えることが大事です。いくら有名な大学を出て、有名な企業に在籍していようと、応募先の企業が求める経験やスキルを有していなければお見送りとなってしまうのです。逆に経歴に自信がない方であっても、企業が求める経験やスキルさえ持っていれば採用される可能性があります。そのため応募している求人票と自分自身の経験やスキルをしっかりと照らし合わせて検討することが大事です。個人応募で書類選考がうまくいかない場合は、第三者の意見をもらうことも有効なので、エージェントに相談してみるのも一つの選択肢です。(後編につづく)

※後編は7月7日公開予定です

筆者 橋本 怜奈
コンサルタント実績
インタビュー記事
資格
  • 国家資格 キャリアコンサルタント
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