自分の人生は自分で決める | 転職の技術 | IT転職 エージェント リーベル


コラム:転職の技術

第788章

自分の人生は自分で決める

— 家族がいる場合の決断の仕方 —

2017年3月17日

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家族がいると自分だけで判断が出来なくなる

仕事柄、様々な年齢の方の転職をご支援させて頂くのですが、全体的な傾向として、年齢が上がるにつれ、判断をするときに考慮すべき条件が多く、複雑になる傾向にあります。

自分一人で生きているときは、自分の気持ちの赴くままに、自分の歩みたい道を選ぶことが出来ます。ただ、家族がいる状況になりますと、自分だけの判断では転職を決めることが出来なくなります。

『嫁ブロック』という言葉が一般化しているように、自分はこういうところで働きたいんだ!と思っていても、奥様から大反対にあって、止む無くやりたいことを諦めるといったケースは少なくありません。(ちなみに『夫ブロック』も勿論あります。数は多くはないですが。)

家族の意見をそのまま受け入れるのはベストな選択か

当然、ご家族の意見は重要です。私自身も、いまの会社に転職をするときには、よく家族と話をしたうえで転職をしました。私の場合、大企業から中小企業に転職することや、年収がダウンすることに対し、妻は強く反対しました。

私は、自分の人生の責任を負えるのは自分しかいない、ここで決断をしないとあとで必ず後悔すると思ったため、最終的には自分で自分の道を決めましたが、ご支援をさせて頂く方の中には、自分の思いを抑えてご家族の意見に従うという方もおられます。

例えばある方の場合、ご自身はA社の方が良いと思っておられたのですが、ご家族の方がB社の方が良いということで、最終的にB社に入社を決められた方がいました。
ただ数年後に、やはりA社のような企業の方が自分には合っていると思うので、再度転職をしたいと相談に来られました。

なぜ当時B社を選んだのか、なぜご家族の方がB社を推したのかをよくよくお聞きすると、B社はA社に比べて世間的知名度も高く、売上・利益とも高いことから、世間体と生活の安定感を考えてB社を選んだとのことでした。

また別の方で、キャリアチェンジをしたいと考えて内定を獲得したものの、ご家族の反対にあって辞退し、現職に残った方がおられました。この方の場合も、しばらく経ってからまた転職活動を再開されています。ご家族の意向を汲んで現職に残ったものの、結局現職での不満は変わらないことから、別の環境で働きたいという思いが常に頭にあったようです。

こちらの方についても、ご家族の意見としては、現職はグローバルレベルで有名な企業であり、評価を得ていて、高い年収も貰っているのに、なぜそれを捨て、年収を下げてまで忙しい環境にいくのか分からない、ということだったそうです。

自分の性格と将来のことを見据えた選択を

いずれの例も、ご家族のお気持ちはよく分かります。ご家族はその仕事をしているわけではありませんので、仕事の内容以外の部分で、自分に関わることに着目して話をせざるを得ません。そうなりますと、必然的に企業の知名度や企業規模、年収、働き方といった外見的なところで良し悪しを判断せざるを得ないと思います。

しかし、歩むべき道を選ぶ際には、それとは違った視点で考えることが必要です。特に、若いうちは知名度や年収が気になるものですが、年を重ねるにつれて、人生の満足はそういったものでは得辛いことにだんだん気が付いていきます。

それに、自分の性格というものはそう簡単に変えられるものではなく、仮に積極的な性格の方が、ご家族のことを考えて保守的な選択をしたとしても、数年後にはもともとの性格がうずうずしてくるものです。

いまの時点ではこの企業でもよいかもしれないが、長期的視点でキャリアを俯瞰した時に、5年後、10年後の自分はどういう考えになっているだろうか、ということもじっくり考えて頂きたいと思います。

家族の要望は工夫をして叶える

そうはいってもご家族の要望を全く無視して良いわけではありません。無理な生活を家族に強いると、ご家族がご自身の仕事に対して理解をすることが出来なくなり、結局、また転職をしなくてはならなくなってしまいます。

そうならないよう、予め、転職したのちに発生すると思われる問題点をご家族でしっかり話しておいて頂きたいと思います。

また私の話になりますが、私の場合も、年収が下がるという懸念があったのですが、これを機に家計をスリムにしようと、支出を見直しました。たくさん持っていたカードを整理したり、外食の頻度を落として家で食べるようにしたり、高いワインではなく美味しいテーブルワインを探してそれを飲むようにしたりしました。その結果、年収が落ちても、却って以前より手元に残るお金が多くなったりしました。

また、転職後も忙しいとなると子育てはどうするのか、という問題もあったのですが、調べてみると、地域サポートを得られる機会がたくさんあることや、0.5歳から利用できる保育施設があることも分かったりし、なんとかなりそうだという話に落ち着きました。

ご家族の方は、いまの生活を変えないという前提で話をされることが多いのですが、考え方ややり方を変えるなど工夫をすれば、クリアできることが結構あります。

家族の幸せも、ご自身の生きがいの大きな要素の一つだと思いますので、ご自身の仕事のやりがいと家族の幸せの両方が実現できるような選択とやり方を、じっくり話し合い、考えて頂ければと思います。

<たまたろう>

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