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コラム:転職の技術

第852章

転職すべき時期はいつなのか

— 現職に迷惑のかからない転職は無い —

2018年7月13日

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将来のキャリアを考え「よし転職をするぞ!」と自分の中で決めても、一方で「今転職したら会社に迷惑がかかるかも…。今のプロジェクトは抜けられない…。」という考えも頭をよぎるかと思います。将来のキャリア・現職の立場・プロジェクトの状況・景気・市場…など、複数の要素が絡み合う中で「じゃあ自分はいつ転職をしたら良いのか?」と悩まれている方に向けて、私の経験も踏まえ記載してみたいと思います。

そもそも現職に迷惑のかからない転職は無い

今の会社や、進行中のプロジェクトに迷惑をかけないで転職をしたいという考えは、とても良いと思いますし、実現するに越したことはありません。ですが、現職に全く迷惑のかからない転職は、離職してから転職活動をするという方法以外には、ほとんど不可能です。

私自身、転職活動の期間は約1ヶ月でした。あらかじめ次のキャリアでやりたいことは自分の中で整理・リサーチし、仕事をしながらの転職活動でしたので、数ある企業を手当たりしだいに受けるのではなく、挑戦する企業を考えて絞り、集中して短期間で転職活動を実施しました。携わっていたプロジェクトは長期的に継続されるものでしたが、私のプロジェクト内での契約更新は3ヶ月単位でしたので、そのタイミングに合わせて転職をしております。契約更新の1ヶ月以上前に現職と退職交渉をしましたが、それでも企業との調整や後任探しなど迷惑はかけてしまいました。

携わっているプロジェクトや業務が、切りの良いタイミングに合わせるのは最低限の配慮ですが、たとえ終了が決定しているプロジェクトでも、会社としては次にアサインするプロジェクトや業務を並行して決めている場合も多く、どのタイミングでも転職は現職に対して何かしらの迷惑をかけてしまうものです。たとえ転職時期を数ヶ月先延ばししても、全く迷惑がかからない転職はないのです。

転職時期を先延ばすメリット・デメリット

転職を決意しても、現職に迷惑をかけたくないという想いから「プロジェクトや業務が落ち着いたら…」と転職時期を先延ばすことを選択される方もいらっしゃいます。確かに、後任の育成や引継ぎの準備など、時期を先延ばす事で内々で準備を進めることができるメリットはあります。ですが、先程記載した様に、どんなに準備をしても転職をすれば、多かれ少なかれ現職には必ず迷惑がかかってしまうものです。

また、現職への配慮と同等以上に考えなければならないのは、自分自身のキャリアです。自分が進むべきキャリアを整理し、現職では残念ながら満たすことはできないため転職を決意されるのだと思いますが、それを半年先や1年先に延ばしても本当に大丈夫なのでしょうか。もし、そのくらい先延ばしても良いものならば、そもそも転職しなくても良いのではないかという事にもなってしまいます。

現職の経験が転職先のキャリアと親和性が高く、活かせるものであれば先延ばしをしても問題ございませんが、大きくキャリアチェンジとなる場合は、先延ばしのデメリットも考えなければなりません。例えば、自分のキャリアチェンジが半年や1年遅れても本当に良いのか、その間に検討していた企業の募集が終了してしまったり、景気や市場が大きく変化して転職が難しくなってしまったり、面接で「なぜもっと早く転職活動を開始されなかったのですか?」と質問をされしまった場合の回答に困ってしまったりなど、先延ばしによるデメリットもあるのです。

重要なのは、転職を含めった自分の将来のキャリアを考えるのは、自分しかないという事です。転職について、現職と調整しやすい時期を中心に考えてしまうと、自分のキャリアにとって最適な時期を逃してしまう可能性もあるのです。

それでは自分が転職すべき時期はいつなのか

転職活動の場合、最適な時期というものは根本的には存在しません。4月や10月入社の人が比較的多いと言われますが、多くの企業が4月や10月に上半期や下半期がスタートし、異動や退職など欠員が比較的多い時期という理由ですので、その時期が誰にでも最適な時期というわけではございません。

私の場合、転職を考えてから実際に転職活動を開始したのは約2週間後でした。私の転職は大きなキャリアチェンジでしたので、現職の経験が次のキャリアで活かせる部分が少なく、それであれば少しでも早く転職をして新しい経験を積みたいと考えましたので、2週間という比較的短い期間で判断しています。

現職に迷惑のかからない転職はありませんので、最大限の配慮をすることは前提として、将来のキャリアを考えて転職への意向度が高まり、市場を調べてみるとマッチしたポジションの募集がある。この条件が揃った時期、つまり「思い立った時期」が、あなたが転職すべき最適の時期だと私は考えます。

<南條 充>

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