まずはケース問題のサンプルです。
1)「日本の電柱の数は?」
2)「京都の観光収入を上げるには?」
上記2つともあるコンサルティングファーム(戦略系)で実際に出された問題です。1)はフェルミ推定と呼ばれ、2)はケース問題となります。
昔は、このようなケース問題は主に戦略系ファーム(例えばボストンコンサルティングやブーズアンドカンパニー)の面接で出る問題でした。
しかし、最近はコンサルティングファームのITコンサル職の面接で出題されたり、ネット系企業のエンジニアの面接でもフェルミ推定やケース問題が出題されるようになりました。
例えば最近、某大手ネット系企業のエンジニアの最終面接で、
「1億円でF1のファンを増やすとしたらどのようなプロモーションをしますか?」
というケース問題がありました。
面接で突然このようなケース問題が出ても慣れていないと慌ててしまいますね。
今後は面接でこのようなケース問題が出ることが多くなると思います。
エンジニアと言えども常に問題意識を持っておくことが必要ですね。
対策をするといっても、面接直前でビジネスの戦略本、マーケティングの本等分厚いものを読んでも即効性はありません。
もっとも泥縄的に役に立つのが過去の問題や模範解答がメインの対策本です。
この本であれば一通り読めば何とか慌てないですむと思います。
例えば「過去問で鍛える地頭力」(東洋経済新報社)等は参考になります。