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コラム:IT業界転職の技術
第982章

今一番熱いのは5Gだ!新型コロナウイルスの影響をものともしない最強職種(前編)

2020年7月10日

新型コロナウイルスも「第2波」といっても相違ない状況となってしまいました。
もちろん中途採用にも影響は出ており、業界や職種によってはクローズする/ハードルが上がる、など様々です。

そんな影響をものともせず活発に採用を続けているのが「5G」関連職種です。
そもそも通信業界のビジネススタイルはコロナの影響を受けにくく(もちろん様々な形で影響は出ていますが)、むしろ在宅勤務などが加速するほどに安定性・高速化などは求められ需要過多になる分野でもあります。
かつこのタイミングで5Gが実現可能になったということも重なり、コロナ禍において「最強」と言えるほど需要、つまり求人数が増えているのが5G関連職種です。

私自身がソフトバンク出身の転職エージェントということもあり、前・後編の2回に渡ってこの5Gについてまとめつつ、そのキャリアを追って行きたいと思います。

1. そもそも5Gとは?

もはや聞き慣れている用語だと思いますが、いまいちピンとこない方もいると思いますので改めて説明します。
一言で言えば「第5世代移動通信システム」のこと。…と言っても中々ピンとこないですよね。
私がソフトバンクにいた当時は、「3Gから4Gへ」という世の中でありそれだけで胸が躍ったものですが、そのさらに先の、次世代の通信システムを5Gと呼んでいます。
詳細な説明は他の媒体に任せますが、5Gは「高速大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」という3つの特徴を持ちます。

今皆さんが使われている4Gは、言ってしまえば「スマートフォンのためのモバイルネットワーク技術」とも言えますが、5Gにもなると「社会を支えるモバイルネットワーク技術」と言えます。
もっと分かりやすく言うとIoTのためのネットワーク技術と言えるかもしれません。

例えば自動運転や遠隔手術などの医療分野への活用、センサーなどからデータを収集し解析する、など様々な利用が考えられます。
「今までであっても考えつくビジネスだったし、既にやってたんじゃないの?」という疑問が湧くかもしれませんが、「考えついても実験レベルで実現できなかった」というのが実情だと個人的には思います。

遠隔手術について考えてみましょう。実際に遠隔で画面を繋いで手元を映して、さらにロボットを用いて遠隔地にいる名医が手術をする。ドラマの一場面で見るような光景ですが、もちろん実証実験などは進んでいたはずです。
ただしここで致命的なのは「遅延」です。

現在コロナの影響でリモートワークをしている方は多いと思いますが、会話の遅延、映像の遅延に悩まされている、という方も多いのではないでしょうか。
ミーティングなどであれば致命的にはならないかもしれませんが、こと手術において一瞬の遅延やブレは命に関わります。
その救世主が5Gです。

5Gは4Gの20倍の通信速度であり、遅延も10分の1、さらに同時接続数も10倍です。今皆さんがスマートフォンを繋いでいる回線では想像もつかないですよね。
遅延の低減一つをとっても、遅延があるから実用化出来なかった分野にとっては夢をもたらす技術と言えます。

さらに忘れてはいけないのがローカル5Gです。
今まで説明してきた5Gは通信事業者(キャリア)が提供するものですが、ローカル5Gは企業や自治体が自ら5Gシステムを構築出来る、いわば「自営の5G」です。

5Gとの差として通信帯域が5Gとは異なる、Wi-Fiとの差として免許も必要、といった込み入った話は置いておき、実例としてIoTを活用する現場を想像してみましょう。
例えば大雨による土砂災害。この災害時の復旧作業における建設機械の遠隔操作が活用例として挙げられます。
災害現場などでは土砂を撤去するにも命の危険が伴うため、遠方から建設機械を精密に操作できれば安全に作業が可能です。
その際全国規模の5Gを使う必要は全くなく、ある特定エリア内だけ高速かつ遅延なく繋がれば目的は果たせます。

このように「この範囲だけで繋がれば良いから全国規模の必要は無いんだよなぁ」「うちの敷地内同士だけ高速通信できれば十分なのに」というようなシーンにて活躍するのがローカル5Gです。
現在通信を司る総務省自体がローカル5Gを推進していますし、自営ネットワークであれば外から入ってこれないためセキュリティとしても安全かつ一般回線と輻輳もしない、というメリットがあります。
肝心の時にネットワークが混みあっていて遅くなってしまった、では取り返しがつかないため、通信障害の影響も受けにくいというのもローカル5Gのメリットです。

さて、前段が長くなりましたが、ここまで説明してきた5G、ローカル5G、そしてIoT活用といった背景があるからこそ、それらに関連する業務や職種も豊富であり、だからこそこのコロナ禍でも採用が積極的であるわけです。
では一体どんな職種があるのかを、次にまとめます。(後編につづく)

筆者 高田 祥
著書
  • 「キャリア設計論 エンジニアの本音、エージェントが語る転職の真実」
コンサルタント実績
資格
  • 第一級陸上無線技術士
  • 情報処理安全確保支援士
  • 上級個人情報保護士
  • Security+など

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