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コラム:転職の技術

第812章

「英語が使える所に行きたいです!」

— その上で何がしたい?何が出来る? —

2017年9月15日

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現在の日本ではグローバル化がますます加速しています。それに伴って英語力のある方も増えてきましたし、企業としても英語力を必須とする企業、出来たら尚可とされる企業が以前に比べて増えてきているのは事実です。

本題ですが、だからといって「英語を使いたいから」ということだけを転職理由にした場合、非常に厳しい戦いが待ちうけています。

少し整理してみます。

「英語が使える」とはどういう状況か

英語が使える環境とはどういうパターンがあるでしょうか。

  • 英語を業務で話したいのか
  • 単に海外に行きたいのか
  • 海外に転勤までしたいのか、出張があれば良いのか、それは月どの程度か
  • 海外に行かずとも日本で英語を話せれば良いのか
  • 業務で使うかは置いておいても外国人の多い職場であればいいのか
  • まだペラペラ話せるわけでは無いけどそういう環境に身を置きたいのか

など状況は様々です。

私が今まで「英語を使いたい」という転職理由を伺った時に掘り下げて聞いて行くと、実は一番多かったのは以下の回答です。

「英語は使いたい、でも転勤は嫌、ただ海外出張は月1回以上ぐらい行きたい」

この漠然とした思いであっても、希望が叶えられる企業は場合によってはあります。例えばコンサルティングファーム。英語力がある方で自ら手を上げれば、転勤可能性はあるかもしれませんがグローバル案件に関わることは出来るでしょう。ただし、まずその方が「コンサルティングファームに受かるかどうか」が重要です。上述の理由だけで転職を考えている方の場合、まず受かりません。

英語を用いた上で何をしたいのか、今何が出来るのか

企業側の立場になって考えてみましょう。
何かしら英語を用いる可能性のある企業であればもちろん、英語力があることはマイナスになることはありません。ただしその上で重要なのが、英語を用いて何がしたいのか、そしてむしろ今何が出来るのか、です。

英語が出来るだけで受かる企業は、少なくてもIT企業にはありません。例として、新卒3年目であり第二新卒で挑戦しようとしている3人を想定してみます。

  1. 今は開発を主にしているが、最先端の技術はやはり世界から発信されるため、そのキャッチアップのために自己研鑚で英会話に通っている。まだビジネスでの業務経験は無いが今後は開発力を活かしながらグローバル案件で活躍して行きたい。
  2. 今は事業会社で企画やサービス検討をしており、今後は日本企業も世界に出て行く世の中だと思いTOEICを勉強しているが、業務では使う機会が中々無い。サービス知識や企画力などを活かしつつグローバルに出て行こうとする企業にて活躍したい。
  3. 帰国子女でTOEICも900点だが今はNWの保守運用をしており英語を使う機会が無い。同じような業務で無ければ業務に拘りは無いが、何よりも英語を使える環境に行きたい。

この場合、一番転職成功しにくいのは(3)の方です。

英語力としては一番実力があるのは確かですが、何をやりたいのかが無く、やりたいこと自体が「英語を使う事」になってしまっています。目的と手段が逆になってしまっているとも言えますが、英語はあくまでツールの一つです。使った上で「何をしたいか」が無ければ企業としても採用する理由にはなりません。

さらに重要なのは「今まで何をしてきたか」です。第二新卒であっても、中途採用であることに変わりありません。今までの経験が活かせるかどうかはしっかり見られます。

(3)の方の場合、経験としては「NWの運用保守」です。NWの運用保守経験を活かしグローバルで活躍出来る所として、例えばオフショア化を推進している企業で英語力のある方を求めている所であれば可能性はあるかもしれませんが、未経験分野に挑むのであれば、英語力に加えてビジョン、ありていに言えば「これがやりたい」という熱い思いが必要になります。

NWの運用保守はやりたくない、という場合、多くの場合においてこの業務に魅かれない可能性があり、受けても「熱い思い」を語れずお見送りになることでしょう。

さらにここで上述しました「どの程度英語が使えるか」も重要になり、「英語は使えるけど海外に行けない」「出張ばかりで転勤は出来ない」といった何かしらの不一致材料が出てくる可能性があるという事も言えます。

せっかくの能力を活かしきるために

英語のあまり得意でない私からすれば英語力のある方はうらやましくて仕方ありませんし、相応の努力をされて来た事と思います。その英語力を正確にアピールし、能力として評価してもらいつつ、自らが望むキャリアを勝ち取るために、英語を用いて何がしたいのか、今までの業務を活かして行くにはどのような業務が良いのか、改めて振り返ってみてはいかがでしょうか。

<高田 祥>

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