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コラム:転職の技術

第767章

新たな道を切り拓くために

— 誠意を持って、退職交渉を —

2016年10月14日

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転職活動の最後のハードル

転職支援をしていると、中には退職交渉で揉める方も出てきます。転職が決まって綺麗さっぱり交渉が終わる方だけではなく、最後の最後まで調整に難航する方もいるのです。私の場合は特にここ1年ぐらい、最後まで難航した方が数名いました。

ただ、私がサポートをしてきた中で「転職をあきらめて残留する」という方は一人もいませんでした。今回は色々なケースを見てきた経験から、退職交渉を乗り切るためのポイントをお伝えしたいと思います。

退職を切り出すルール

まず転職活動というよりビジネスマンとして基本的なルールですが、退職の話を切り出す際には細心の注意が必要です。基本は直属の上司に、対面で退職する意思をはっきりと伝えます。この基本的なルールから逸れたやり方は、あまりお勧めしていません。

と言うのも、私が見てきた揉めたケースでは、ほとんどがこの切り出す場面で何らかの落ち度があったと思っています。メールで素っ気なく伝えてしまった方や、本人以外から話が漏れてしまい会社に不信感を与えた方もいました。

結論になってしまいますが、職業選択の自由が憲法で保障されている日本においては、退職の意思を会社が止めることはよっぽどのことがない限り出来ません。もちろん退職時期については相談するにしても、「退職自体を認めない」と企業が言うことは許されないのです。また、企業側も当然それは分かっているはずです。(分かっていなくても、ちょっと調べればすぐ分かります)

それでも揉めるという場合は、引き留める側の心情的な理由によるものが大きいのだと個人的には思っています。もちろんプロジェクトや仕事の状況を無視していきなり退職を突きつけるのは論外です。

どんなに親しい方が相手だったとしても、相手に対して敬意をはらい、マナーと節度を持って交渉に臨んでください。

圧迫的に迫られたときは

また、退職を切り出した後でも、企業さんによってはそれをなかなか受け入れず、交渉が長引くケースもあります。こうなると交渉を誠心誠意続けるしかないのですが、特に難しいのは企業が圧迫的に退職を認めないと言ってくるケースです。

このような場合でも、変に怖気づく必要はありません。「退職の意思」を示すのは、労働者に認められている立派な権利です。もちろん、企業には何らかの迷惑は掛けることにはなりますが、卑屈になりすぎる必要はありません。企業を気遣いながらも「自分だけが100%悪い」等と思い込まず、まずは事実関係を抑えながら交渉を進めてください。

最後まで、感謝の気持ちを伝えること

かくいう私も、実は前職を退職するときは少し揉めました。退職するタイミングがあまり良くなく、前職には大きな迷惑を掛けたと今でも思っています。特に、自分がお世話になった部長と課長から渋い顔をされたのを今でも覚えています。

ただ、退職が認められてからは残された期間を必死に働き、会社のためだけに出来る限りの引継ぎとフォローに注力しました。その結果か分かりませんが、退職する直前にはその上司に送別会を開いていただき、また今でも定期的に食事に行く交流が続いています。私としては、今となっては感謝の気持ちしかありません。

お伝えした通り、日本では職業選択の自由が保障されています。また民法上も規定があり、基本的に退職を止めることは出来ないのです。その前提においても、重要なのは誠意を持って、粘り強く交渉をすることです。そこはどんなエージェントであったとしても、代わって交渉をすることは出来ないのです。感謝の思いを自ら伝えて、新たな道を自分の手で切り拓いてください。

<鈴木 裕行>

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