面接で弱みを答えるときに使えるテクニック | 転職の技術 | IT転職 エージェント リーベル


IT転職 リーベル ホーム > 転職ノウハウ > コラム:転職の技術 > 面接で弱みを答えるときに使えるテクニック

コラム:転職の技術

第744章

面接で弱みを答えるときに使えるテクニック

— 独立性のある強みと弱み —

2016年4月15日

イメージ

本当の弱みを言っても大丈夫なのか

面接官『あなたの性格上の弱みは何ですか』

回答1「人前で話すと緊張して頭が真っ白になってしまうため、プレゼンテーションや顧客折衝をすることを苦手としています」
回答2「人見知りで初対面の人とはうまく打ち解けることができないため、チームメンバーと話せるようになるまで時間がかかることです」
回答3「すぐに集中力が無くなってしまうため、同じ仕事に長い時間取り組むことが苦手です」
回答4「自分が興味があること以外は本気で取り組めないため、面白い仕事以外は後回しにしてしまいます」

あなたの弱みはなんですかという質問は、面接の中でよく聞かれます。早速ですが、上記の回答をした人がいたとき、あなたはどう思いますか。言いたいことは共感できる部分もあるけど、さすがに面接の場でそれを言ってはマズイでしょうという感想が多いのではないかと思います。実際、これらを面接の場で答えると悪印象を与えてしまう可能性が高いです。

しかしながら、この質問の難しいところは、ではどう答えるのが正しいのか分からなくなってしまう点です。本音どころか、弱みは何を答えても悪印象になってしまうので、何も言えないじゃないかと思いますよね。弱みは一切ありませんと答えるのも論外です。

そこでよく使われるテクニックとしては、強みの裏返しとして弱みを言うということです。様々な面接対策本に書かれていることであり、私が面接練習を実施する8割近くの方がこの手法を利用しているように思います。ただ、この手法は私個人の意見としてはあまり得策とは言えない部分もあると思っています。

強みの裏返しを言うテクニックには注意

強みの裏返しとして弱みを言うとは具体的にどのようなものがあるのか、そのパターンをいくつか見ていきましょう。

【パターン1】
強み:成果物の細部まで拘り、ミスの無いものを作り上げることができる点
弱み:拘りが強すぎるあまり、成果物を作成するのに人より時間がかかってしまう点

【パターン2】
強み:知的好奇心旺盛であり、新しいことには何でも挑戦する点
弱み:多くのことに手を出してしまうので、ひとつのことが長続きしない点

【パターン3】
強み:高い集中力を持っており、仕事に没頭することができる点
弱み:仕事に没頭してしまうがあまり、周りが見えなくなってしまう点

これらの回答は、間違いではないと思います。ものごとには良い部分と悪い部分がある、ひとつの行動を考えたとき、それにはメリットとデメリットがあるので、特に違和感をもたないかもしれません。

ただ、私がここで良く突っ込みを入れるのは、「それは結局、強みなのか弱みなのかどっちなの?」ということです。

パターン1の場合、『成果物を正確に作り上げる』という強みがあるがために、『人より時間がかかる』という弱みを生み出すということは、『成果物を正確に作り上げる』というのは弱みとも考えられないか。
パターン2の場合、『知的好奇心旺盛』という強みがあるがために、『ひとつのことが長続きしない』という弱みを生み出すということは、『知的好奇心旺盛』というのは弱みとも考えられないかということです。
極論を言えば、「その強みがなければ、弱みも生まれなかったのではないか」という話になります。

それだったら強みすら言えないのではないかという疑問はもっともだと思いますが、解決策のひとつとしては、強みの裏返しとして弱みを言うテクニックを使わないことです。というのも、このテクニックを使ってしまうと、強みか弱みのどちらかが決まるともう一方も自然と決まってしまうので、強みと弱みがループするような現象が発生してしまいます。また、「逆を言わなければいけない」と考えるがあまり、自分の本心とは違うことを無理に言わなければならないかもしれません。それだったら、強みと弱みを独立して考えるほうが、自分の本音で話せる上に、変なループに陥ることはないと思います。

結局弱みを話すときに何を言えばいいのか。ここで最後のポイント、企業が求めている人物がどのような人なのか、そこを考えていきましょう。

あなたの弱みはその職務を遂行する上で問題にならないか

面接官がわざわざ弱みを聞いてくるのは、あなたの人間性を知りたいということもありますが、結局のところは与えられた仕事でパフォーマンスが発揮できそうかということです。少し数学的に考えると、「(強み)−(弱み)>0」という不等式が成り立っているかがポイントです。強みがいくら魅力的であっても、それを超えるような致命的な弱みがあると厳しいですよね。一方で、魅力的な強みに対して、弱みがあまり気にならなければ問題はなさそうです。

例えば、スピード感を求めるWeb業界で「成果物を作成するのに人より時間がかかってしまう」と言うと、強みと比べて弱みのほうが勝ってしまうので、「(強み)−(弱み)<0」となり、求める人物とは違うねという結論になりますが、「ひとつのことが長続きしない」という弱みであれば、柔軟性があるとも見られるので、悪くない答えだと思います。

システムエンジニアとして一次請け企業を目指す場合は、「人前で話すと緊張して頭が真っ白になってしまう」や「人見知りである」と答えてしまうと、お客様の前に出すのは危険だと判断されてしまいますが、「成果物を作成するのに人より時間がかかってしまう」というのは、エンジニアはお客様の要求を正確に実現することが求められるので、これは悪くない答えだと思います。

以上をまとめると、弱みを話す際のポイントは、以下の2点です。

(1)強みと弱みは独立して考える
(2)弱みを考える際には、自分に求められている職責を考える

今まで裏返しのテクニックを使っていて、なかなかうまく話せない、回答が作れないと思ったことがある方は、是非一度この方法を試してください。

<LAZ>

「IT転職のプロ」があなたを無料でサポートします

IT業界特化の転職エージェントが、
あなたの転職活動をサポートいたします。

転職支援サービスに申し込む 無料

このページのトップへ