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第1043章

転職エージェントのサポート期間と活動のタイミング

2021年10月8日

転職を考えている方との面談の際に「サポート期間に期限はありません」とお話しすると、意外と驚かれることがあります。

弊社としてサポート期間の無制限は当然で、普段は特に意識することも少ないサポート期間ですが、同業他社ではサポート期間を3ヶ月前後に設定している企業も多い様です。確かに、最初から転職する意識を持たれてのご相談であれば3ヵ月前後で転職先が決まることはあります。ですが、そもそも転職をすべきかどうかからご相談の場合、今持っているスキル、経験値、現職の環境を考慮し、動くのにベストなタイミングを一緒に考えることから始めますので、1人1人のサポート期間を一律に設定することはできません。実際、私がご支援させていただいた方で、最初の面談から1年後に企業に応募されて転職が決まった方が何人もいらっしゃいます。

また、他社が設定しているサポート期間は、サポート期間内でどこまでアクションを実施すれば良いかも各社で異なる様で、例えば、応募から選考期間まで全て含めたサポート期間が3ヶ月というエージェントもあれば、3ヶ月以内に応募までのアクションを取れば良いというエージェントもある様です。

なぜサポート期間を設定するエージェントがあるのか

転職活動を一度された方は分かると思いますが、転職エージェントのサービスを受けるのは無料が圧倒的に多いですよね。ではなぜビジネスが成立しているかは、各社の転職エージェントのサービスを受ける際に質問すれば答えてくれると思いますが、基本的に転職エージェントの報酬は、紹介先の企業に入社が決まると企業から報酬が支払われる成功報酬型が一般的です。このビジネスの仕組みを理解するとサポート期間の設定について納得感が出てくると思います。

つまり、転職エージェントにとってはサポート期間が直接的な報酬になりません。(利用料を取っているエージェントの場合は別ですが) そのため、ビジネス視点ですとサポート期間を短くして転職支援をした方がエージェントは効率的に報酬を獲得できるということになります。これがサポート期間を設定する理由の1つだと考えます。

確かに転職エージェントはボランティアではありませんので、一定のビジネス視点が入るのはサポート期間を設定していない弊社でも理解できます。ただ、先程記載させていただいた様に、サポート期間は転職を相談するあなたにとってメリットはほとんどないため、エージェントを決める際はサポート期間も考慮して慎重に選択されると良いと思います。

ただし、期間を定めることが必要な視点もある

基本的にサポート期間は無期限の方が、転職エージェントのサービスを受けるあなたにとってメリットが大きいので、その様な転職エージェントを利用された方が私は良いと思います。ただ、サポート期間が無制限だから検討期間も無制限で良いということではありません。それは応募する企業側の事情や転職市場の見えない動きが関係してきます。

応募先の企業側の事情で言えば、先程、入社が決まると企業は転職エージェントに報酬を支払う仕組みを記載しました。つまり、採用する企業側は1年間の採用予算を持っています。日本企業の多くは3月末が年度末ですが、今の採用予算が使えるのはその年度末までという企業側の事情もあります。

つまり、狙っている企業があった場合、その企業の年度末をホームページ等で調べておくと良いです。年度が替わるタイミングで採用予算が変わり、募集していた求人が無くなる可能性があるためです。狙っている企業の年度末を考慮し、そこから検討期間を逆算して定めるというのも期間を定める際の1つの方法です。

また、転職市場の見えない動きというのは、他の誰かがあなたが狙っている企業のポジションに先に合格するということです。先程記載の通り、採用予算があるため、企業は無制限に人を採用できません。誰かの入社が決まり、予算が無くなれば年度末を待たずに募集終了となります。

企業の採用予算と他の方の選考進捗は、あなたでは知ることができないために過度に意識する必要はありませんが、この様な見えない動きがあることも転職活動では意識し、あなたにとってベストなタイミングを定めることも必要です。

筆者 南條 充
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