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コラム:IT業界転職の技術
第1026章

現代のリーダーに求められるスキル

2021年5月21日

今週、誰もが知る大手企業が全社的に早期退職を募ったことが話題になりました。終身雇用を見直す企業が徐々に増えてきているのを感じます。特に40〜50代のリーダー層が早期退職のターゲットにされるケースが出てきており、現代のリーダー層に求められるスキルは何かを考え、時代に合わせて個人で改善する必要があります。

ビジネスの戦い方が変化している

これまでの日本のビジネスでは、ある程度予測可能な戦い方ができていました。ビジネス戦略や目標設定などは「これまでやってきたことの延長線」で上手くいっていたことも多く、その場合は「経験」や「勘」でも戦えたと思います。

ですが今は、新型コロナがビジネスや働き方に及ぼす影響、日本企業だけではなく外国企業との競争、ベンチャー企業が生み出すテクノロジーとの競争、異業種からの参入など、かなりビジネスが激変しています。

分かりやすい例ですと、リモートワークが浸透し、労働時間ではなく成果や結果で評価される割合が多くなると、これまで評価されてきた無欠勤・定時勤務・残業時間はもはやあまり評価されなくなり、「朝誰よりも早く出社する」や「絶対会社に出社している」ことは、残念ながら評価として優位ではなくなります。

また、外国企業が同業他社として参入して価格競争になることもあれば、ベンチャー企業が生み出したテクノロジーが自分の今の業務を代替して人間以外に仕事を奪われたり、IT企業が金融事業を始めるなど、これまで競合でない企業が新たに競合になるケースも増えています。

つまり、経験や勘では通用しないビジネスの変化が起こっていることをまずは認識する必要があり、年齢や勤続年数に関係なく柔軟に学ぶことを受け入れる必要があります。

コンセプチュアルスキルが必要になっている

これまでの経験や勘が通用しないとなると、何が現代のリーダーに求められるスキルなのかを考える必要がありますが、その答えの1つと言われているのが、コンセプチュアルスキルです。

コンセプチュアルスキルは概念化能力と呼ばれ、先見性や創造力、問題発見力など、時代の変化を読み、物事の本質を見極め、正解の分からない課題を論理的に考え、それを解決するために何をすれば良いかを周囲を巻き込んで推進することができるスキルなどと言われます。

経験や勘については、フレームワーク化、IT化、データ分析などでこれからどんどんデジタル化されていくと考えますので、これまで通用していた「生き字引」という個人スキルの優位性は無くなります。

その代わり、現代のリーダーにはコンセプチュアルスキルが必要と言われており、現時点でコンセプチュアルスキルを構成する力を持っていないのであれば、書籍やインターネット、ビジネススクールなどを利用して、年齢に関係なく新しく学ぶ必要があります。

リーダー層の転職活動

現職の企業名、勤続年数、経験や勘、現職の役職の様なものは、市場価値としては相当低くなってしまっているため、中途採用の面接が通らない場合は、自分にコンセプチュアルスキルがあるかどうかを確認された方が良いと思います。

コンセプチュアルスキルがあれば、職務経歴書で積極的にアピールすることが必要です。現代のリーダーに求められるスキルは変化しています。求められるスキルは何かを考え、時代に合わせて個人で学習し、改善しなければ厳しい時代です。

もちろん、このコンセプチュアルスキルは20代や30代でも今後必要になるスキルと考えますので、専門知識や人間力と合わせて、今からコンセプチュアルスキルを高める意識をされると良いと考えます。

筆者 南條 充
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