
現職業務と並行して転職活動をしている場合は、急なトラブルが発生したり、体調不良とかご家族の事情等によって、意図せず調整していた面接をリスケする必要は出てくると思います。
突発的に起こってしまうことは仕方がありませんから、リスケ自体は問題ないと私も思います。
とはいえ、良い印象は持たれない事、且つリスケが続けば、企業から評価が下がる可能性がある事は、念頭に置いておきましょう。
面接リスケで、なぜ評価が下がるか
前提として、面接は転職者の予定と調整の上、日程確定を行いますので、原則、日程変更はないものと企業側も考えます。また面接にあたっては、人事および面接官である現場社員や役員の時間を確保してもらっていますので、その方々への影響も踏まえ、予定通り実施したいと思うものです。
勿論、冒頭でお伝えした通り、突発的な事象によってリスケは発生することは仕方ありません。それは企業側も理解を示してくれます。
とはいえ、例えばトラブルを理由にリスケが続けば、リリース前後等、トラブルが発生しやすい時期にリスクヘッジもせず面接予定を入れているのではないか、とか、体調不良を理由にリスケが続けば、ご自身の体調管理が出来ない方なのではないか等、疑念を持たれる可能性は正直あります。
また、感情面でも、ネガティブな印象を持ちます。
プライベートでも、ご友人との約束が急遽延キャンセルになったり、毎度リスケになったり、待ち合わせの遅刻が続いたりすれば、そのご友人に対し、嫌な気持ちが積もりますよね。調整をする人事・面接官も人間ですから、同じように良い気持ちにはなりません。
面接リスケとなったら、誠意のある対応をしましょう
もし、どうしてもリスケが必要な場合、それが初めてのリスケだったとしても、誠意のある対応を心がけましょう。
リスケが必要と分かった時点で、まずは担当エージェントにご連絡ください。もし当日キャンセルの場合は、担当エージェントに加え、直接、企業へ電話あるいはメールでのご連絡を入れることがベストです。
その際は、必ず理由もきちんと伝えてください。理由のないキャンセルは、企業側も納得してくれませんし、理由をお伝えいただければ、エージェントから企業へのフォローも可能です。
また、リスケ後は速やかに、キャンセルした日程の代替候補日のご連絡も行いましょう。
その際には、確実に調整できる日程をご提示することが肝要です。2回目以降のリスケは、前述した通りのマイナス評価を受けますし、場合によっては企業側から「選考継続意思がない」と判断され、選考ストップを言われる可能性もあります。
面接のリスケはしないことが一番
いずれにしても、面接のリスケはしないことが一番良いです。そのため、そもそもリスケが発生しないであろう日程での調整、またリスケが必要か否かの判断も、慎重に行ってください。
一方で、冒頭でお伝えした通り、突発的なトラブル、体調不良、ご家族のご事情等でどうしても、面接対応が出来ない場合は存在します。その場合は遠慮なく、エージェントにご相談くださいませ。


