CCIEホルダー対談 〜僕らはこうして、「ネットワークの神様」になった!〜(2/3) | CCIEホルダー のなめらぼ | IT転職 エージェント リーベル

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CCIEホルダー対談 〜僕らはこうして、「ネットワークの神様」になった!〜
ネットワークエンジニアの最高峰資格「CCIE」に20代で合格したエキスパート2人にリーベル高田が迫る!

<森田さんへ>なぜ転職しない?

「社内で不満を解消できているから、転職する理由がない」(森田)

高田 たしかにそうですよね。では続いて森田さんにお聞きします。転職が全てではないですが、CCIEレベルとなると岡田さんのように転職をしている方も周囲にいらっしゃるのではないかと思います。森田さんは転職を考えられたことはないのでしょうか?

森田 別に「転職しない」と決めているわけではありません。ただ、私は、不満に思うことがあるなら、まず今いる会社で解消できるかトライして、それでもどうしようもないとなったら転職するべきだと考えているんです。その点、今の会社では、不満に思ったことを変えようとするとだいたい通るので、転職しようという気が起きないんですね。

高田 それは素晴らしいですね! リーベルでは、他の転職エージェントと違って、「転職しなくて済むならしないほうがいい」と言うんですよ。「転職する前に、今の会社で不満を解消するために何かしましたか?」と聞きます。

森田 働き方の希望もほとんど通っていますしね。私はダラダラ会社に残るのが嫌いで、仕事が終わったらさっさと帰りたいのですが、最近は働き方改革の影響もあって定時で帰れることも多い。昼休みも仕事の状況に合わせて取っているし、お客様先に行く際のアポの時間も自分でコントロールできるし。今では、社外の研修も希望を聞いてもらいつつ、毎期行かせてもらっています。

高田 恵まれた環境ですね。

森田 お金より何より、私が会社に求めているのは「自分で自分の時間をコントロールできること」。それが叶えられているので、転職を考える理由がないんですよ。周りの人があまり勉強しないことに不満を感じたとしても、岡田さんの言うとおり、私がその人たちに勉強させるのは不可能ですし。よりレベルの高い人と切磋琢磨したい場合、その空間は別に会社ではなくてもいいと思っているんです。勉強会などに行けば、岡田さんのような人とつながりを持てるわけですから。

高田 たしかに、今は社外の勉強会などもたくさんありますしね。

森田 ええ。そういうつながりを作るための時間を奪われる会社なら厳しいと思うかもしれませんが、少なくとも今はそんなことはないので。

高田 納得です。ならば転職しないで、今の会社に居続けたほうがいいと私も思います。転職相談にいらしてもそう言いますね(笑)

CCIE取得後、業務はどう変わった?

「やりたい仕事は取れるようになった」(森田)
「仕事を自分で選べるようになった」(岡田)

高田 CCIEを取得してから、業務上は何か変わったことはありますか?

森田 筆記試験を通ったあたりから、自分がやりたい仕事が取れるようになりましたね!上司や先輩に「今、こんな勉強をしているからこんな仕事をしたい」というと、任せてもらえるようになりましたし。それもまた、転職しない理由の1つになっています。自信という意味でも、私は年間365日勉強して、ネットワークもずっといじっているんだから、私に任せない理由がないでしょ、くらいに思っています(笑)。それと、社内の初見の人には、CCIEを持っているというと「なんか凄そう」と一目置かれて、意見が通りやすくなるみたいな面もありますね。

高田 たしかにそれはあるでしょうね。岡田さんは、CCIEを取ってから業務上何か変化はありましたか?

岡田 森田さんのおっしゃることに近いですが、一番大きいのは「仕事を自分で選べるようになった」ことです。僕は上から降ってくる仕事を受身の姿勢で待つのではなく、自分からやりたい仕事を取っていきたい。その時に、「自分は何も持っていないけどこの仕事をやらせてください」と言うのと、「CCIEを持っているのでやらせてください」と言うのでは、言われた側の印象は全く違うと思うんです。

高田 それは全く違うと思います。実際、弊社のクライアント企業からも、そういう行動力がある方に来てほしいという要望をよく伺います。

岡田 また、特に外資系企業だと、採用に際しても、入社したらこの仕事をやってもらうというのが明確に決まっている「ポジション採用」を行うところがほとんどです。その際、CCIEを持っていれば、「この技術を持っているから自分はこの業務に最適なんだ」と自分をしっかりと売り込むことができ、かつ、即戦力で働くことができます。

高田 そういう面でもメリットは大きいですよね。

思い描くキャリア

「売上の数字にこだわるとともに、若手の教育予算を振り分けられる立場になりたい」(森田)
「会社の仕事を核としながら、個人事業も広げていきたい」(岡田)

高田 CCIEを取得し、お二人は今後、どのようなキャリアを思い描いているのでしょうか? では今度は森田さんから。

森田 先ほども申し上げたとおり、今のところ転職する気はありません。最近やっと、期ごとの自分の売上に興味が出てきたんです。技術は引き続き極めつつ、社内で数字を上げることにもこだわっていきたいですね。

高田 へえ〜! なんだか意外でもありますね。

森田 正直、売上数字なんて、これまであまり興味がなかったんですが(笑)。一方、自分がCCIEの資格取得費用を全額出してもらったり、外部研修に頻繁に行かせたりしてもらったことで、ウチの会社って、教育に振り分けられる予算が結構あるなということに気づいたんです(笑)。マネジメント的には、そういう予算を振り分けられる立場になれればいいかなと思っています。若手の中には、様々な教育を受けるチャンスがあるのに気づいていない人も多いんですよ。そうした若手に対して、この人にはこういう投資をしたらこういうふうに伸びるんじゃないか、と考え、それを実現するのもかなり面白いんじゃないかと。

高田 それはたしかに面白そうですね!

岡田 僕もこのまま行けば、もう転職はしないと思います。僕も森田さん同様、自分の時間を自分でコントロールできることを重視しているのですが、今、僕が業務としているテクニカルサポートは、個人で完結できる仕事なので、その希望は完全に叶えられているんです。給料もすでに日本企業の課長クラス程度はもらっているので、会社員のサラリーとしては充分満足していますし。今、2つめのCCIEである「CCIEデータセンター」を取得しようとしていて、引き続きエンジニアとしてのレベルは上げていきたいと考えていますが、ネットワークエンジニアとしてのキャリアは、ある意味ゴールを迎えたと思っています。

高田 ではその先は?

岡田 もっと広い意味でのキャリアとしては、今の会社の仕事を核としながら、プラスアルファですでに始めている個人事業も広げていき、自分自身をより大きく発信していきたいと考えています。

高田 あくまで主軸は今の会社に置きつつ、ということですね。

岡田 ええ。あくまで今のところは。もしその間に、日本がダメになってしまったら、海外移住も視野に入れますね。そのため英会話の勉強も並行して進めています。

高田 常に先手先手を打っていますね!お二人とも、CCIEというトップレベルの資格を取得しながらも、そこで立ち止まっていない。技術だけでなく、売上数字や後進育成、さらには情報発信と先を見られていること、非常に参考になりました。

ネットワークエンジニアを目指す人へのアドバイス

「勉強するのが楽しい」という人でないと難しい(森田)
「自分を成長させなくても仕事がもらえるということはありえなくなる」(岡田)

高田 それでは最後に、今後、ネットワークエンジニアを目指す人へのアドバイスをお願いします。

森田 ネットワークエンジニアを目指すのであれば、やはりある程度「勉強するのが楽しい」という人でないと難しいと思います。これはIT全般そうかもしれませんが。というか、勉強するのが一番のEasy Winの方法だから、やらない理由はないと思うんです。
その中で、CCIEが絶対必要だとは言いませんが、資格というわかりやすい目標があったほうが勉強しやすいし、何より、CCIEくらい高い目標があれば、勉強することは無くならない(笑)。チャレンジしてみるといいのではないでしょうか。
一方、キャリア形成については、個人的には転職は最後の手段だと思っています。日本企業はどうしても動きが遅い面もありますから、自分がアクションしたことの結果をすぐに求めずに、半期、1年くらいの単位で粘り強く動かしていくことを考えてもいいのでは? 転職は、それでもどうしてもダメ、という時にすればいいと思いますね。

高田 賛成です。あくまで、何もアクションを起こさず待つのではなく、アクションを起こしつつ待つ、ということですよね。それでは岡田さん、いかがでしょう?

岡田 これから目指す人には残念なお知らせになりますが、ネットワークエンジニアの仕事は、今後、間違いなく減っていきます。これはネットワークエンジニアに限ったことではないですが、世の中はどんどん自動化の流れが進んでいますし、従来難しくてできなかったことを簡単にできるようにする仕組みも次々に生まれてくるので、仕事の絶対数はどうしても減少する。そうなると、従来のように、自分を成長させなくても仕事がもらえるということはありえなくなります。実際、僕が個人でやっている教育事業でも、受講生は30代後半の人が一番多い。これまでは勉強しないでも何とかなったけれども、今後はそうはいかないと危機感を持つ人が増えているんですね。やはり勉強はしなくてはいけません。

高田 そうですよね。たしかに、実際に我々が目にする求人でも、ネットワークエンジニアだけを求める求人は確実に減ってきています。ただそれはどの職種でもそうなる可能性はある。だったら危機感を持ちつつ、いずれにしても勉強は続けていくべきだということですね。

岡田 ええ。ただ一方で、勉強をきちんとできる人にとっては、ネットワークエンジニアはお勧めの仕事でもあります。ネットワークの技術って、根本的には数十年変わっていないんですよ。だからしっかり勉強すれば、僕みたいな社会人5年目のペーペーでも、エキスパートとして仕事ができたりするんです。ネットワークの仕事には、ある一部分だけではなく、物事を広く考えてトラブルを解決するという面白さもありますし。ぜひ楽しく勉強して、ハッピーな人生を送りましょう!

高田 よくわかりました。お二人とも、非常に内容の濃いお話、ありがとうございました!

森田・岡田 こちらこそ楽しかったです。ありがとうございました!

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