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第989章

転職活動がうまくいかない時 —一番のカギは自分自身—

2020年8月28日

転職活動が初めての時、または久しぶりの転職活動である時、入念に準備をしてもうまくいかない場合があります。
そういった時の対処として、とりあえず可能性を増やそうと応募企業数を増やす方が多いのですが、多くの場合、それはやみくもに動くだけで、結果として有限である可能性をつぶすだけの結果になる事が多いです。

実は、応募数を増やす前にやるべきことがあるのです。それは、「なぜうまくいかなかったのかその問題点を把握し、改善できることはないかと考え、対処すること」です。
当たり前すぎて、「眠気が襲ってきた」「正論ばかりでつまらん」と思ったかもしれませんね。
しかしながら、この「当たり前」、「正論」をどれだけ実行できるかで転職成功の成否が左右されますので、もう少しお付き合いください。

原因の特定方法

例えば、うまくいかない例として「書類が通らない!」があると思いますが、書類選考が通過しない原因として以下のような事が考えられます。

  • 応募している企業がフィットしていない
  • 応募しているポジションがフィットしていない
  • 職務経歴書の記載内容に過不足がある
  • 職務経歴書の記載ポイントがずれている

また、書類選考は通過するものの、「面接が通らない!」という場合もあり、やはりそこにも何らかの問題が存在します。

では、それらの問題はどのようにして発見できるのでしょうか。
一番信頼できる情報源は、お見送りの判断をした当事者、つまり応募企業です。どの企業も良い人材を採用したいと思っていますので、みなさんが想像する以上に1人1人をしっかり選考しています。しかし、それでも採用を断念、お見送りにしなければならないのは、そこに決定的な理由があるからであり、それを知ることこそが問題解決の突破口となります。

そうは言っても、「毎回『慎重に判断した結果、お見送りとの結論に至りました』のような曖昧なお見送り理由ばかりでよく分からない!」という声もあるかもしれません。確かに企業も全ての人に丁寧に見送り理由を伝える余裕がないため、どうしても簡潔なフィードバックになりがちです。

ただ、選考官の方は間違いなく時間をかけて判断していますので、聞けばきちんとした理由を教えてくれます。個人応募の場合は問い合わせても答えてくれませんが、転職エージェントには教えてくれるケースがあります。もし自分では自信があったのに選考を通過しなかったときなどは、転職エージェントに詳細な理由を聞いて貰いましょう。

対策の最大のポイント、それは自分の心

問題が特定できたら次は対策を打っていきます。書類の記載内容や面接で話すポイントなどを改善していきます。

改善にあたり、実は一番心理的に障壁があるのが、応募している企業やそのポジションを変えることだったりします。自覚している自分の実力と、応募企業やポジションとの間にギャップがあるということが分かったとしても、それを受け入れ心の底から理解する事はなかなかできるものではありません。

もちろん、書類や面接の仕方などでストレッチをして希望する企業やポジションに届くのがベストです。そのためにまずは入念な対策を行って頑張って頂きたいですし、私もそういったご希望をお持ちの方には全力を尽くします。ただ、対策によって伸ばせる幅には限界もありますし、どうしても届かない場合は勇気を持ってターゲットを変えることが適切な手と言えます。

このターゲット変更、正に「言うは易く行うは難し」ですが、これをする事で転職後もより自分に合ったキャリアを歩むことができ、満足している方が多いのもまた事実です。
一見すると、誰もが知っている企業に転職することが成功に見えるかもしれませんが、必ずしもそうでない事も多いので、もし活動において苦境に立たされた場合は、今一度ご自身のターゲットを見つめ直してはいかがでしょうか。

もしも一人では難しい場合、我々エージェントも最大限お力になれればと思いますので、お気軽にお声がけください。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

筆者 国吉 孝野
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