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第983章

今一番熱いのは5Gだ! 新型コロナウイルスの影響をものともしない最強職種(後編)

2020年7月10日

新型コロナウイルスの影響をものともせず積極採用中の「5G」関連職種について、前回に引き続きお伝えします。

2. 5G関連職種(キャリアマップ)

まず5G関連のニーズがあるキャリアを大まかに分けると以下4通りになります。

① 通信事業者(通信キャリア)
② SIer
③ コンサルティングファーム
④ 事業会社

さらにその各々のキャリアにおいて
・インフラエンジニア
・開発エンジニア
・プロジェクトマネージャー
・営業
・企画
など細かな職種に分類されます。

①〜④のキャリアについてそれぞれどのようなニーズがあるのか、一つずつ見ていきましょう。

① 通信事業者(通信キャリア)

通信キャリアとしては皆さんご存じのNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの通信3社が挙げられますし、昨今楽天モバイルも参画したことで知られていますね。
この通信キャリアは「5Gを提供する側」ですから、最も需要があり求人種類も豊富です。
5G自体の展開として、そもそものインフラやネットワーク構築をする方ももちろん求めていますし、戦略企画を考える方、プロジェクトマネージャーはもちろんとして、セキュリティもですし、5Gを支えるデータセンター設備増強・新設等も考えられるためファシリティエンジニアも求められます。
完全仮想化となればNFVエンジニアやAWSなどのクラウドエンジニアなども需要があります。

さらに5Gという母艦となる通信自体を持っているのが通信キャリアの最大の強みですから、IoT活用として、その上に乗るアプリケーションを自社で開発もしますし、そうなると戦略企画、開発、マネジメント、そして営業、サポートと職種のニーズも広がります。
また5Gの技術はグローバルで使えるものですから、その技術提供ということでグローバル展開ポジションがオープンしている企業もあります。

ローカル5Gに関しては、実はその免許を通信キャリアは取得できないこととなっていますが(※「自己土地利用」が目的でもあるため、建物や土地の所有者や、所有者から依頼を受けたものが取得できます)、「5Gのプロ」であることに変わりは無いため、その支援に入るということは出来ます。
よってローカル5G提供会社への提言支援、つまりコンサルに入るというようなポジションもあります。

では転職して通信キャリアに入るということを想定した場合、もちろん通信知見を持った方を出来れば欲していますが、ポジションによっては、通信業界は全くの未経験であっても共通の技術やマネジメント規模などが合致すれば異業種からの転職という道もあり得ます。

最もニーズ・ポジションとしても多いのはこの通信キャリアですが、ここと共同するSIerもまたニーズ・ポジション共に豊富です。

② SIer

通信キャリアが5Gを展開する上での全てのシステムや機器などを、自社で全て内製化しているかというとそうではありません。
通信機器などはSIerやメーカーが作っていますし、インフラの構築自体はSIerが行っているケース、また共同で進めている場合など多種多様です。
そうなると5G関連として通信事業者同様各種インフラエンジニア、プロジェクトマネージャーなどが求められることは変わりありません。

加えてIoTです。技術力を持ちながら通信知見も持っているのがSIerですから、5G技術を活用しない手はありません。
各社様々なサービスを考え提供しているため、企画・開発、そして営業ポジションのニーズがあります。営業に関しては通信会社に対して「こんな機器を使わないか、こんなサービスを既存のサービスとコンビネーションさせて提供しないか」という提案営業もあります。

そしてローカル5Gに最も力を入れているのはこのSIerでは無いかと思います。
「自社の建物や土地を使って5Gを活用したい」と思っている事業会社は多いでしょうが、彼らは通信のプロではありません。IT自体に関しても畑違いの企業なども多いはずです。
そこに高い技術力も持ち、通信知見も持ち、そして通信キャリアと異なり自社でも免許を取れるのがSIerですから、ローカル5Gの技術提供はじめ、通信キャリアと一丸となっての提案支援、コンサルに入るポジションももちろんあります。

転職してこれらSIのポジションに入る場合、やはり経験しているに越したことはないですが、例えばプロジェクトマネージャーポジションであれば規模や技術知見が一致すれば可能性がありますし、通信知見に関しては通信キャリアに入るよりは必須ではない場合が多いです。どちらかというと技術領域が合致さえしていれば「今までのスキルを活かして5G関連の仕事がしたい」という挑戦が出来る可能性もあります。
また英語力をお持ちの方であれば、グローバルへの技術提供ポジションへの挑戦も可能かもしれません。

③ コンサルティングファーム

コンサルもまた5G関連のニーズは高いです。
通信キャリアに入り込んでいるコンサルであれば、5G自体の展開支援にも入るでしょうし、そのプロジェクトマネジメント、技術支援ポジションもニーズがあります。
さらにローカル5GやIoT活用になれば、事業会社へSIや通信会社と共に支援するポジションももちろんあります。
通信というインダストリー知見を活かして行く形になるため、どうしても通信、そして5Gの知識は必須になってくる場合が多いです。
転職という場合にはそれこそ①や②のような通信キャリア自体やSIerに今いらっしゃり、「より上流を目指したい」という方が転職されていくことが多いとも言えます。

④ 事業会社

事業会社の場合にはIoTの活用を主にする企業であればその企画構想、開発やベンダーマネジメント、サービス(プロダクト)の運用保守などポジションは豊富です。その企業がどんなIoTサービスを展開しているか、によって求める要件は異なりますが、印刷メーカーや自動車会社など、5Gを前提としたサービス展開ポジションが多いため、異業種からであっても通信知見と技術を持っていれば転職できるケースもあります。

ローカル5G活用をしている事業会社であれば、上述した通信キャリアやSIer、コンサル等と話せる通信知見と折衝力、そして前提となる(自社にはあまりいない)IT知見がある方を求めているため、ある種このポジションの場合にはその企業の事業・業務知識に関しては未経験の方でもチャンスがあるとも言えます。

事業会社の中には5Gを活用した1つのサービスに特化したようなベンチャー企業もあるため、その場合には通信知見はあまり問われず、開発力やAWSなどまで含めたフルスタックエンジニアの次のキャリアとして検討出来るポジションもあります。

3. まとめ

5Gとはなにか、どんな業界で求められどんなポジションがあるかについて説明させて頂きました。
今回記載したポジションもごく一部であり、これからさらに増加、そして展開に合わせ良い意味で変化していくのが5Gポジションです。
新型コロナウイルスの影響がいつまで続くかはもはや予想できません。
しかし、「この業界・業種は大丈夫か…」と心配の必要が無いもの、断言できます、5Gポジションは増え続けます。コロナ禍の中でまさに最強のポジションです。
もし今何かしらの当てはまる経験があり、転職を考えられている、不安がある、という場合の参考にして下さい。

筆者 高田 祥
著書
  • 「キャリア設計論 エンジニアの本音、エージェントが語る転職の真実」
コンサルタント実績
資格
  • 第一級陸上無線技術士
  • 情報処理安全確保支援士
  • 上級個人情報保護士
  • Security+など

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