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第965章

転職と空白期間 〜キャリアにブランクがある際のポイント〜

2020年4月15日

さまざまな事情から、先に会社などを辞めて少し間が空いてから就職活動をする方は少なくありません。

そうした場合に気になるのは、職歴の空白期間(ブランク)です。

今回は、ブランクが合っても転職を有利に進められる方法をご紹介します。

1. 空白期間は気にしない

転職を行う際に気になるのが、キャリアの空白期間です。空白期間が長いと、「何の計画も立てていない」「何かしら問題があるのでは」など、さまざまな疑問が持たれます。

しかし、転職を希望する企業が納得する理由を説明できさえすれば、キャリアのブランクは大きなリスクとなりません。

また、空白期間の目安ですが、1ヵ月程度であれば採用を行っている多くの企業が空白とはせず、2ヵ月以上の空白期間がある場合は、期間の正当な理由を述べられれば、十分に転職は可能です。

空白期間の長さは人によって異なり、3ヵ月や半年、1年と変わってきますが、基本的に現場の担当者は2ヵ月以上で空白期間と考えます。そのため、次の章からは、2ヵ月以上の空白期間がある転職希望者の方への情報について解説していきます。

2. 採用担当者の気持ちを知ればブランクも怖くない

まずは、空白期間に対して採用担当者がどのような印象を持つか見ていきましょう。

何の目的もなくダラダラと過ごしていたのではないか

何か目的が合って空白期間を設けていたのではなく、仕事も何もせずに、怠惰に過ごしていただけではないかと懸念されます。

仕事に対するモチベーションがあるのか

仕事に対するモチベーションが低く、入社後にも遅刻をしたり、短期間で退職するなど勤怠が心配になります。

何か働くことが難しい事情があるのではないか

病気や怪我の療養中で、業務を行うのに支障があるのではないかと疑われます。

計画性がないのではないか

貯金を使い切り生活をするためのお金がなくなった、または正社員として働いていないことに危機感を抱いたなど、計画性のない暮らしをしているのではないかと懸念されます。

企業の採用担当者の懸念は、スキルや自己評価の高さとは関係がありません。こうした疑問を解消するためには、しっかりとした受け答えが重要です。具体的な対処法に関しては、次の章で紹介します。

3. 空白期間をキャリア上魅力的にみせる方法

採用担当者の気持ちが分った上で、空白期間を魅力的にみせる方法を3つご紹介します。

方法①.スキルUPしていた

実際に自己学習をしたり、転職に役立つ専門性の高い資格取得に励むなど、自信のスキルを高めていた場合、どのように思われるかなど気にせずにアピールすることが大切です。

専門領域を深め、これまでに経験していない未経験のことを学習していれば、積極的にアピールしましょう。

方法②.独立の準備をしていた

独立や起業の準備などをしていた場合は、転職以外でキャリア活動をしていた際もアピールにつなげることができます。独立・起業を諦めた理由をしっかりと語れば、大丈夫です。

方法③.視野を広げていた

語学留学、趣味ややりたかったことについて、空白期間中に熱中したことがあれば、記入しましょう。

転職を目指している企業の業務に関係していない場合、アピールにはつながりにくいものの期間を限定し懸命に取り組んでいたことは理解してもらえます。

4. 空白期間でも仕方がないと受け取ってもらえる理由

次のようにやむをえない理由があった場合は、考慮してもらえるケースが多いです。

理由①.前職が忙しく、離職後に転職活動をしていた

前職がハードワークであった場合、転職活動と仕事の両立ができない場合もあります。このような状況では、離職後に転職活動を行っても不思議には思われません。

しかし、この理由は半年などの長期間になると通用しないため、これ以外の理由を説明する必要があります。

理由②.家族などの介護をしていた

家族の介護・看病などの理由でブランクが長くなり、転職を探している場合は、家族の介護・看病を終えた、もしくは介護を自分が行わなくても良くなったことを意味します。

人間は病気や怪我をするため、介護・看病などの理由で働けなかった場合は、仕方がないと考えられることも少なくありません。

そのため、面接の際にはしっかりとそのことを伝え、仕事に全力で打ち込むという意欲と熱意を示すことが重要です。

理由③.病気や怪我で転職できなかった

怪我や病気に関しては、介護・看病と同様に仕方がないことと捉えられる傾向にあります。しかし、実際にブランクがあるため、仕事のスキルなどが鈍っていないか、採用後に勤務を行うのに支障でないのかといった点は懸念されます。

仕事のスキルなどは、療養中に勉強や情報収集を欠かさずに行っていたことをアピールし、体調に関しては、通院や検査が必要ならば、正直に伝えましょう。体調面などで、仕事上にデメリットが出る場合は、それをどのように補っていくのかを提示することが重要です。

5. 空白期間の伝え方

これまでに伝えてきた方法を活用するためには、以下の3点を意識してアピールするのが大切です。

嘘はつかない

空白期間で自信を持って話せることがない場合、自分のブランクに負い目を感じて嘘をつきたくなります。

しかし、嘘でつくった話は説得力がないため、採用担当者に見抜かれる可能性が高いです。もちろん、嘘を見抜かれれば、その時点で内定はなくなるので、嘘はつかないようにしましょう。

就職しようと思えばできなくもなかった

転職期間が長いと、転職活動を積極的に行っていなかった、転職活動をしていても採用されなかったという懸念が避けられません。

こういった場合は、就職しようと思えばできたけれども、自分のやりたい仕事をするために御社に応募したというように話すことが大切です。このように話すことで、採用担当者に熱意とやる気が伝わります。

自身にとってはどうしても必要な期間だった

空白期間が長くなった場合は、その期間が必要だったことを、アピールすることが重要です。そのためには、何をした結果、何を得ることができたのかをはっきりと伝えましょう。

会社選びを慎重に行っていただけでなく、熱意と情熱を持ってこの面接に臨んでいるという気概が、採用担当者に伝えることができれば、空白期間をポジティブに捉えてもらえる可能性が上がります。

6. 空白期間中を伝える例文

最後に、空白期間を伝える例文を「キャリアアップ」と「必要な時間」の2つのパターンでご紹介します。

キャリアアップの自己PRの例文

前職では人事部に配属され、外国人採用を行っておりました。主に中国人の採用を行っていたため、中国語を多く使用する部署でした。仕事を行っていく中で、自分自身の中国語のレベルが低いことを実感したため、中国語を本格的に学ぶために、退職して中国への語学留学を行いました。

語学留学を通して、現地の人々との交流を図り、アルバイトをしたりしながら中国語を学び続ける日々を送りました。そのため、現在では中国語をこれまでになく高いレベルで身につけています。

貴社の人事部では、中国への留学経験を活かし、優秀な中国人の人材を積極的に採用するなど活躍していきたいと考えています。

就職しようと思えばできなくもなかった場合の例文

前職を辞めた後は、企業からの内定を取ることを目指して、自分の希望する仕事とは異なる会社の採用試験に応募していました。その中で、企業からの内定をいただいたこともあります。

しかし、その時に改めて「自分の希望する仕事で働きたい」と考えを改め、申し訳ないとは思いつつも、内定をいただいた企業を辞退しました。

その後は、自分が本当にやりたい仕事ができる会社を見つけ、そこで働きたいという思いを胸に転職活動を続けてまいりました。そのため、今回、御社の面接を受けにきています。

7. まとめ

転職活動の際にブランクがあると転職に不利と言われています。しかし、空白期間があるからと気負うことなく、採用担当者の気持ちを考えたうえで、空白期間があった理由をうまく伝えることができれば、空白期間のデメリットは埋められます。

空白期間があるのであれば、今回解説してきたようにアピールできるポイントを探し、提出書類に記載したり、面接の際に採用担当者に伝えるようにしましょう。

ただ、実際に空白期間をポジティブに伝えることは困難です。その点、転職エージェントを活用すれば本人に代わって全て対応してくれるため、転職活動が辛いと感じるのであれば、転職エージェントの活用をおすすめします。

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