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コラム:転職の技術

第876章

イケてる技術に変わる潮目

— 信じた技術で波を起こせるか —

2019年1月18日

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クラウド迷子の強い味方

ここ数ヵ月、弊社内の業務システムをリプレースしようと情報収集を続けている私。多くのIT企業とお会いしているのですが、そこで思うのは、自分がこれまで会って来たどの転職者とも違うスキルのエンジニアが、世の中にはまだまだたくさんいたんだなということ。転職市場ではまだ注目されていない仕事内容でも、「これは凄い!」と感服するようなエンジニアの方が実際にいるのです。

システムを入れ変えるにあたり、クラウドサービス(SaaS)も活用しようと考えています。ただ調べてみると多種多様なサービスが存在しており、それらがお互いの機能を補完したり重複したりと千差万別なのです。いったいどのサービスをどのように使えば最適なのかが分からず、恥ずかしながら右往左往していました(一応、私の前職はSEですが・・・)。
そんなときにお会いしたのが、自称SaaSのプロフェッショナルというお方。彼らはSalesforceやKINTONEといった単体のクラウドサービスだけでなく、Google AppsやOffice365、BOXといった世の中のクラウドサービスを熟知し、それらを徹底的に使い倒す術を知っているのです。今のクラウド迷子な私にとってはこれ以上な心強い味方。サービス単体ではなく、弊社の業務そのものを相談することが出来て本当に助かりました。今では、彼らこそプロのコンサルタントだとさえ感じています。

SaaSエンジニアのキャリアは狭いのか?

しかし考えてみると、SaaSエンジニアという仕事の価値を、私は全く理解していませんでした。それは単にSaaSを理解していなかったとも言えるのですが、こんなにもそれぞれのサービスがシームレスにつながり、業務を作っていく事が出来る世界感があったということを知らなかったんです。
例えばこれは数年前、転職者にSalesforceの専門ポジションをご紹介したところ「一つの技術・製品に限定したキャリアは嫌だ」という理由で辞退されたことありました。もちろんその方の思いは理解できますし、当時の私も同じような考えだったのでしょう。何か一つの製品に閉じた、キャリアの狭いエンジニアをイメージしてしまったのです。

ただ、今となってはSalesforceを扱うエンジニアが、果たしてキャリアが狭いと言えるでしょうか? もちろんサービスのプラットフォームがある限り、スクラッチ開発に比べれば制限されることはあるでしょう。ただプラットフォームを使い倒すことで、より容易に、より安価にシステムを作ることが出来るため、逆にSalesforceじゃなければ作れないシステムも存在しているのです。

また今となってはITベンダーだけでなく、大手のコンサルティングファームがSalesforceの専門部隊を有しています。Salesforceを経験していることが強みになり、大手企業やコンサルティングファームへのキャリアパスになりえるのです。、またユーザーとしても、民間に留まらず官公庁でも利用が始まっています。業界全体でPaaSやSaaSを積極的に活用していこうという潮目になっているのです。
加えて、Salesforceに代表されるクラウドサービスには、熱狂的ともいえるユーザーやエンジニアといった仲間たちが存在しているように感じています。クラウドサービスが世の中を変えると本気で考え、信じている人たちが、大きな波を作っているようなのです。

イケてる技術に変わる潮目

以前、AIエンジニア歴10年という方を支援したことがあるのですが、その方曰く10年前なんて全く相手にされなかったと。大学院でも企業でも当時はAIに対する注目度は低かったのですが、その方はハードの性能さえ向上すればAIは飛躍的に伸びるとはずという確信があったのです。なので、AIをやめるつもりは一切なかったとのこと。AIを仕事にして10年が経ち、見事に超大手のIT企業へ転職されていきました。

また、ひと昔前では組み込みの技術者の未来はあまり明るくないと言われていました。日本のメーカーの業績が落ち込み、組み込み技術者のニーズも右肩下がりになるのではと囁かれていたのです。実際に、私も何人か組み込み系からWeb系へのキャリアチェンジもお手伝いしたことがあります。それがこのところのIoTニーズにより、組み込み経験者の需要が高まってきているのです。当時の私には、その波は見抜けませんでした。
今はIT業界にRPAの波が来ていますが、これがどれぐらい続くか分かりません。仮想通貨関連のテクノロジーは、あっという間にニーズが弱まりました。
冒頭のSaaSエンジニアの方も、7〜8年前にクラウドに特化してビジネスをやろうと考えた時、共感してくれる人が廻りにいなかったと言っていました。それが今では、日本全国飛び回って、クラウドの普及に大活躍中です。
自身の信じた技術に、波が来るのか。ここから先の時代の変化を楽しみにしながら、私も受け入れていきたいと思います。

<鈴木 裕行>

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