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コラム:転職の技術

第714章

良いときにこそ、将来を考えたい

— 厳しい時代が来る前に —

2015年9月4日

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好調な時にほど、考えるべきこと

IT業界の求人数は依然多く、どの企業も新卒/中途ともに積極採用に動いています。各社の決算情報を見ても好調な情報が多く、業界全般でも景気の良いニュースの方を多く聞きます。皆さんの企業でも、業績や待遇面など良い話が多いのではないでしょうか。

ただ、このような景気の良い時にこそ奢らず流されず、ご自分のキャリアについて思いを馳せてみることをお勧めしたいと思います。今はどの会社も人材が不足気味で、中途採用のハードルも全体的に下がっているのは事実です。ただ、市況感で転職を決めるのはお勧めしません。こんな時こそ、自分がやりたい事、成すべき事を真剣に考え、かつ業界の流れを長期的なスパンで見通し、自身が向かうキャリアを考えてはどうでしょう。

厳しい冬の時代が来る前に

というのも、この良い時代は未来永劫続く事は無いからです。今はIT業界全体で仕事も多く、求人も多い状況ですが、この数年後にはまた転職市場でも厳しい、冬の時代が必ずやってきます。大事なのは、その時に「会社の看板」や「役職・肩書」で仕事をしてきたという実績ではなく、「自分の培った経験とスキル」で仕事を取ってこれるだけの職業人になっておく事です。

日本の製造業でも半導体や液晶部品などへの過剰投資のツケがまわり、工場の閉鎖が相次ぎ、厳しい時代に入った過去があります。一見事業は好調に見えても、何かがきっかけとなり会社という土台が消える事もあるのです。

「会社が消えた日 —三洋電機10万人のそれから—」という、元三洋電機社員の活躍を描いたノンフィクション本を先日購読したのですが、技術者やセールスマン等、それぞれ新しい職場で、SANYOブランドではない旗のもと活躍する姿が描かれていました。彼らは三洋時代に培った“世界最先端の技術力”や“大手メーカーに負けないセールス力”を武器に、新天地でのキャリアを切り拓いているのです。逆に彼らのような優秀な人材に目を付け、中途採用を積極的に行っている企業も、今の日本には存在するのです。

いつの時代も自己成長を続けるのみ

その本では充実したセカンドキャリアを送る方を中心に取り上げられていましたが、実際のところキャリア形成に苦戦している方も多数いるはずです。逆に言えば、いくら大手出身と言えど、個人として優秀でなければ新天地では活躍出来ないのです。

将来を悲観的に考える必要はありません。ただ、変化の荒波が押し寄せる現代。好調な時こそ現状に胡坐をかかず、個人の市場価値を上げるべく努力を進めていただきたいと思います。

<鈴木 裕行>

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