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コラム:転職の技術

第702章

安定したキャリアの考え方

— 変化の激しいビジネス環境から考える —

2015年6月5日

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転職で安定したキャリアを得るために

転職理由の一つに、安定した経営環境を求める方がいらっしゃいます。確かに不安定な環境に飛び込むリスクは理解出来ますし、それで失敗した方々も実際にいます。堅実なキャリアを確実に歩むことは、長期的にみても大事だと私も思います。ではその「安定したキャリア」を得る為には何が必要なのか、少し高い目線から考えてみたいと思います。

よく例として出るのが大手企業のシステム子会社(いわゆるユーザー系SIer)は、業績も環境も安定しているという話です。必然的にシステム子会社に転職すれば、安定したキャリアが実現出来ると考えがちなのですが、果たしてそうでしょうか。
システム子会社はお客がグループ内で固定的に確保され、且つ運用保守という長期的な収益源を確保しているので、独立系のSIerよりも安定して見えるかもしれません。ただ、それはあくまで「企業の資本関係」が、その安定性を担保していると言えます。逆に言えば資本関係に変化が生じてしまえば、それは消え去ってしまう可能性もあります。

システム子会社に迫る改革

日経コンピュータ(2015年4月16日号)の特集記事で、このシステム子会社に関する話が取り上げられていました。1980年〜90年代にかけて数多く誕生したシステム子会社は、今では企業にとって再編の対象になっているという内容です。現に、ここ数年の間でもシステム子会社がグループ再編の波にのまれ改革されたケースが多々あります。改革の方針として、大きく下記の3パターンに大別されるようです。

  • パターン(1)
    親会社への統合・一体化を図り、従業員の上流工程スキル向上を狙う。
  • パターン(2)
    他のSIerからの資本を受け入れ、従業員のITスキル向上を狙う。
  • パターン(3)
    複数のシステム子会社を統合し、効率化を図る。

安定したキャリア≠安定した会社

現在の変化が激しいビジネス環境なら、M&Aやグループ統合等、どんな変化が企業にあっても不思議ではありません。安定が保証された環境など、もはや現代では無いに等しいのです。
また上記の改革、特にパターン(1)と(2)では、コストカットや業務効率化だけを目的としていない事が分かります。そこで働く「従業員のスキル向上、および意識の改善」が、この改革には含まれています。つまりシステム子会社であろうと、従業員にはITプロフェッショナルとして日々成長していく姿勢を求めるというメッセージなのです。
安定した会社を求める事も大事ですが、日々切磋琢磨することで環境の変化に耐えられるだけのキャリアを身に付けましょう。それが安定したキャリアへの近道です。

<鈴木 裕行>

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