COLUMN
コラム:転職の技術
第662章
2014/08/08

求人企業が多いときこそ

このところの転職市場ですが、一段と活況になってきました。以前から右肩上がりで求人数が増えていましたが、このところはSIerやパッケージベンダーなど業務システム系の企業から求人が増えている印象です。ターゲットも若手から即戦力クラスまでと幅広く、大手から2次請けまで、どのクラスの方でも募集されているポジションが有ります。

求人が多い状況の中で、大事なのは自分に合った企業を選ぶ事です。その為には、まず自身の「転職の軸」を固めましょう。仕事内容なのか、やりがいなのか、年収でも残業時間で何でも構いません。今回の転職で成し遂げたい一つの目標をしっかり持ち、それが実現しうる会社を選択するのです。それでも企業選択に悩んだ際には、直接話を聞いてみる機会を模索してみるのも一つです。

企業によっては、転職者向けのセミナーを定期的に開催しています。面接が一緒に組まれている事も有りますが、まずはセミナーで話を聞くだけの場として活用してもらっても構いません。フランクに話を聞ける場として有効活用頂けるはずです。

また、セミナーが無い企業でも個別で面談をセッティングしてくれる事もあります。これは企業によって対応が違いますが、興味がある会社については一度相談してみてください。先方の忙しさやタイミング等によっては難しい事もありますが、もしかするとカジュアルな面談の場を用意してもらえる可能性があります。
企業の雰囲気に触れることで、新しい発見や見えなかった情報等も知る事が出来るはずです。弊社であれば、コンサルタント自身が転職者と企業どちらも直接対応しています。その辺りの交渉もスムーズに行えますので、気になる方は是非一度ご相談ください。

冒頭申し上げた通り、企業数が多い分だけ自分に合った企業を選ぶのに時間を要すると思います。情報収集の意味で、一度企業との接点を持つ事も選択肢の一つです。

<鈴木 裕行>

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