COLUMN
コラム:転職の技術
第577章
2012/11/16

弱みの伝え方

「あなたの強みと弱みを教えて下さい」
面接でよく聞かれる質問の中の一つです。

強みはすらすらと答えられる方が多いのですが、弱みになった途端、「え~っと・・・」と詰まってしまう方が多いです。

面接までに予め準備をしておく必要がありますが、ポイントは3つあります。

1.致命的な内容は避ける

たとえば営業職で選考を受けている方が、「コミュニケーション力が無いのが弱みです」「数字に弱いです」と言ったとしたら、そもそも営業に必要な能力が欠けている為採用されないでしょう。

2.弱みのまま放っておかない

弱みを伝えるときに弱みのまま終わってしまうと、欠点を補う努力をしない人と見られてしまいます。
「PCスキルが無いのが弱みです」と答えるであれば、「PCスキルが無いのが弱みなのですが、毎週土曜日はパソコンスクールに通って来月マイクロソフトオフィススペシャリストの資格を取得する為に勉強中です」などと自分でいかに弱みを克服しようとしているかが見えた方が好印象です。

3.弱みがないとは言わない

稀に「私に弱みはありません」と答える方がいらっしゃいますが、果たして本当にそうなのでしょうか?相手にも「この人は完璧だ」と思われる方ならば通用するかもしれませんが、一般的に「自分に弱みはない」と言ったとしたら、「自身の弱みを把握できず、改善する努力をしない人」「自信家」などと思われてしまいます。

なかなか自分の弱みが分からないという方は第三者に客観的な意見を求めてみるのも良いでしょう。

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