COLUMN
コラム:転職の技術
第557章
2012/06/22

情報感度を高める

転職では情報感度を高めておくことも意外と大事だったりします。

最近、面接の中でちらほら最新の技術や動向等についての質問が見受けられるようになりました。特にWeb系の企業に多いです。

自身の経歴や転職理由などの一般的な質問は勿論ですが、それに加えて「気になっている最新技術は?」「注目しているサイトはありますか?」などと質問されます。情報感度を高め、アンテナを張っていないとなかなか答えられない質問です。

某企業では、書類選考にあたってGitHubのIDを教えてほしいと言われます。
「GitHubて何?」という方は、そもそもこの企業では求めていないのでしょう。

GitHub(ギットハブ)とは、ソフトウェア開発プロジェクトの為の共有ウェブサービスでGit(プログラムなどのソースコード管理を行う分散型バージョン管理システム)ホスティングサービスの中では最も利用されていると言われています。
2012年3月には歌手グループPerfume(パフューム)の世界進出プロジェクトの一つとしてGitHubにダンスモーションキャプチャのデータをアップしたことでも話題となりました。

一例として技術の話をしましたが、それ以外にも受ける企業やその競合他社についても情報感度を高めておくと面接でも役立ちます。プレスリリースを見れば最近力を入れている領域がわかったり、新たなサービスを始めたことがわかったりします。

また、志望理由を述べるときにどの企業にも当てはまることを答える方も多いですが、受けている企業と競合他社についてきちんと情報を持っていれば、その比較をすることで受けている企業の魅力を語ることが出来ます。

日頃見落としがちな情報をちょっと注意して見てみるだけで、あなたの持つ情報量が変わってきます。

<peridot>

注目のキーワード: