COLUMN
コラム:転職の技術
第512章
2011/07/22

転職回数

転職回数は多いと不利になります。具体的には、20代で3社、30代で5社以上は多いと判断されます。企業側からみた場合、短期間での転職を繰り返していると、「うちに入社してもすぐ辞めてしまうのではないか」「人間関係や性格に問題があるのではないか」などネガティブな印象をもってしまいます。

応募者としては勿論個々の事情があるのですが、企業としては、費用と時間をかけて採用を行っている為、なかなかリスクが取れないというのが現状です。
書類選考のお見送り理由に「転職回数が多く、定着性に懸念があるため」というのは少なくはありません。

では、どうすれば転職回数の多さによる懸念点を払拭出来るでしょうか?
「会ってもらえれば分かります」と言う方もいらっしゃいますが、書類選考を通過しなければ会う機会をもらうことはできません。そのため、応募の段階からレジュメにきちんと理由を記載する必要があります。

「2次~3次請け案件しかなく、上流工程に携わる為に転職をしました」「会社の経営状況の悪化により退社しました」など、キャリアアップのための転職、会社都合による転職であることを記載します。
「新しくやりたいことが出来たため、それを実現出来る会社に転職」という理由は、1度であれば問題ありませんが、2回以上であれば飽きっぽい性格とみなされてしまうのでご注意ください。

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