COLUMN
コラム:転職の技術
第504章
2011/05/29

一度に応募する数

ここ最近、IT関連の求人が増加傾向にあります。
求められるスキルによっても偏りはありますが、自分の経験やスキルにマッチした多くの案件がある場合、「どこに」「どれだけ」応募すれば良いのか迷ってしまいます。
ある紹介会社では「10社20社応募してください!」と言われるそうです。
果たして転職において「数を打てば当たる方式」は効率的でしょうか。結論としては、あまり効率的ではないでしょう。
最初は、5社程度に絞って応募すべきです。

それは以下のような理由からです。

・事前準備(企業研究など)が甘くなることで、気持ちが分散されてしまう。
・面接日程のスケジューリングや面接に追われ、余裕がなくなってしまう。
・面接回数が増えてくると面接慣れしてしまう。

その結果、それぞれの志望度や心象が落ちてしまい、面接通過率が格段に下がってしまいます。これでは、受かるはずの面接を落としかねません。

第489章 面接が受からない方への処方箋(こちらも参考に)

事前に、スキル・やりたい事・転職市場の状況を踏まえた上で、進むべき方向や合格可能性を探り、受験企業を絞り込んだ方が無駄もなく効率的です。

しかし、この受験企業の絞り込みは専門的な知識と経験が必要です。
効率的に転職をされたい方は、専門の人材紹介会社を利用するのが得策です。

<槍穂縦走>

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