COLUMN
コラム:転職の技術
第486章
2011/01/16

シンプルに言う

面接に関して、
『話が下手なのですが面接でうまくいく方法はないでしょうか?』
『説明が下手なのですがコミュニケーション能力を上げる方法を教えて下さい』
こんな質問を転職者から頂きました。

コミュニケーション能力といっても、交渉能力、プレゼン能力等幅広くあり、本格的にコミュニケーション能力を上げる方法は難しいですね。

しかし、面接での会話能力だけに限って考えますと、面接ではほとんどが質問に対し答えるという会話です。しかも、ある程度質問は想定されます。

面接だけを考えますと、対策は2つ考えられます。
1つは、想定質問に対し、とことん考え抜くということです。例えば転職理由です。最初に考えた答えに対し、自分で『本当か?』『なぜそうなのか?』と深掘りしておくことです。本当のコアの答えを見つけるまで自分で考え抜いておくことです。

2つ目はまずはシンプルに言うことです。長々と説明する人がいます。また応募資料に長々と書いてある人がいます。突っ込んで話を聞いたり、文章を整理していくと意味不明だったりします。まず、コアの答えをシンプルに言って、次に補足説明が必要なら言えばよいでしょう。

某社のコーヒーのCMで、部下が回りくどい言い訳をすると、上司は『シンプルに言え!』と一喝します。こんな状況が、現実の面接で発生しないようにしましょう。

<コンサルタント T.I>

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