COLUMN
コラム:転職の技術
第481章
2010/12/05

企業が求める人物像

自分の目標とする企業の内定が取れた人、入社して思い通りの仕事につけ生き生きと仕事をしている人。入社後企業から高い評価を受けている人。
このような人にはある共通点があります。

それは次の8つです。
最初の3つは転職に関する動機的な部分、後半の5つは人物像となります。

(1)転職に合理的で明確な理由がある。
すなわち、前向きなきちんとした理由が必要です。逃げの転職は成功しません。

(2)やりたいことが明確である。
転職で実現したいことが明確でぶれていない。

(3)実現したいことに常日頃から努力している。
学習意欲が高く、仕事関連の知識・技術に積極的に取り組んでいる人。

(4)志向がポジティブである。
批判やネガティブなことを言わないで、自分でしっかりと前向きな考えで行動をとり仕事を推進できる人。

(5)チームワークで仕事ができる。
自分だけでなく周りも巻き込んで目標を達成できるコミュニケーション力、ヒューマンスキルのある人。

(6)自立型の人間。
指示待ち型でなく、自ら考えて行動ができる人。

(7)柔軟で論理的な思考能力が備わっている。
特定の狭い範囲の概念や経験、価値観にとらわれないで論理的な思考が身についている人。

(8)責任感が強く、目標に対しコミットメントできる人。
ストレス耐性が強く、困難な目標に対しても強い意志を持って実行できる人。

これは一朝一夕に身につくものではありませんが、企業が求める人物像であり、現職の会社でも求められるものです。意識するだけでも違ってきます。

<コンサルタント T.I>

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