COLUMN
コラム:転職の技術
第338章
2008/01/20

年収交渉について

転職活動をサポートしていく中で、お問い合わせ頂く内容に、
「年収交渉は可能ですか?」
というものがあります。

実際の話、可能といえば可能なんですが、可能な転職者は限られているのが現実です。

一般論ですが、年収は個人によって上下する事はあまりなく、所属企業の年収水準に左右されます。

面接で等級/ランクが決定され、それに合わせて、自動的に年収が決まります。

年収を上げたい場合には、年収交渉ではなく、面接の場でしっかりアピールする事が大事なんですね。

では、年収交渉が可能な場合は、どんな場合でしょうか?

・コンサルティングファーム → ベンチャー企業
・大手SIer → ソフトウェアベンダー

等のように、上位の企業から、中小企業へ移る場合や、同等のレベルの企業から横滑りする場合です。

つまり、かなり市場価値の高い方が、企業側から「いくら出しても採用したい」と思ってもらえたときに、年収交渉が可能になります。

キャリアアップに繋がるのか?という点を軸に転職活動をした方が、いいかもしれませんね。

逆に言えば、キャリアアップすれば、年収は自然と上がるものです。

<大外一気>

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