COLUMN
コラム:転職の技術
第239章
2006/01/23

リスクなくして夢もなし

  夢や希望は大きさの違いはあっても誰にでもあります。転職は仕事の夢や希望に近づくため、それを実現するための行動と思います。

しかしながら、転職には未知の世界・会社へ入るわけですからリスクが伴います。そのようなリスクを考えると転職は躊躇してしまいます。そしてリスクを避けて忸怩(じくじ)たる思いで不満や将来の不安を抱えながら留まっている方も多いでしょう。

私はリスクを取らないのなら現状を受け入れる。実現をしたいならリスクも取るべきと考えます。

朝日新聞 今年1月7日(土)『be』の一面は、宇宙飛行士 野口聡一さんのインタビュー記事でした。野口さんは小学生から宇宙飛行士を夢見ていました。そして夢の実現となる宇宙への出発の1ヶ月前、03年2月にコロンビア号の事故が発生しました。宇宙飛行士はまさに命を懸けた仕事です。事故により2年半打ち上げが延期されました。

延期された2年半、野口さんは『答えを探しながら訓練を続けた』と書いてあります。そして『危険は承知し、できるだけ避け、それでも残る危険は受け入れる。それが答えだった』と記されています。

転職も同じと思います。夢の実現が自社でできないなら果敢に新しいところに挑戦すべきです。しかしリスクはできるだけ避け、それでも残るリスクは受け入れる。反対に転職のリスクを避けるなら現状を受け入れる。そして自社に残る将来のリスクも受け入れる。

転職すべきかどうか?行動に移すべきかどうかはこのように考えて整理するとすっきりすると思います。そのリスクを最小にするお手伝いをするのが私の仕事と思っています。

<コンサルタント TI>

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