COLUMN
コラム:転職の技術
第193章
2005/02/14

自己分析・PRについて

 面接当日に当たっての準備には大きく2つあると思う。学生時代の就職本にもあったように、

1)自己分析・PR
2)志望動機

である。今回は、1)の自己分析・PRについて書きたい。

自分をアピールする事は、面接時に最も大切な事だと思うが、学生時代と同じような自己分析・PRをする人が少なくない。

学生時代の面接は、自分の長所・短所を分析し、熱意を持って長所をアピールすることが中心であったと思う。これを、そのまま中途採用の面接で、熱意を持って自己分析・PRだけをする人が多いようである。

確かに、「長所を生かしながら、短所を補う為に転職するのだ!」と考える人もいると思う。まさしくその通りだが、少し考えてほしい。今回は新卒採用ではなく、中途採用である。熱意だけでは少し寂しい気がしないだろうか。ここは一つ、自己分析の短所の部分を発展させてみたい。つまり短所を転職で補うのでなく、自分で克服する努力をするのである。

「短所を補うために、今、すでにどんな努力をしているのか」を具体的にアピールしたい。

受動的ではなく、能動的だというアピールである。これも世間でよく言われる、「ヒューマンスキル」の一部である。

<大外一気>

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