COLUMN
コラム:転職の技術
第150章
2004/03/22

好印象をゲットする

 前々回から引き続き、面接ノウハウ(実践編)のひとつとして、今回は「コミュニケーションの仕方」を取り上げます。「コミュニケーション」は、非常に幅広い定義がありますが、今回は、第一印象で好印象を与える「コミュニケーション力」について。。。

人が相手に対して「好印象」を持つというのは、簡単に言えば自分への好意、興味、関心を感じたときです。反対に、敵意や無関心、無知を感じると良い印象は持たないはずです。これは、採用面接でも同じで、面接官にしてみれば、自社への興味や関心強く感じる方であれば、面接の内容も真剣度があがります。逆に、あまりそれを感じない方には、違和感を感じることになります。

面接で、好印象を持ってもらう簡単な方法は、「常に相手中心に考えること」に尽きます。

これは決して、お世辞を言うとか、阿るような態度を取るということではありません。例えば、挨拶を明るく元気にすることで、面接してもらうことへの意気込みを感じますし、笑顔であること、相手をまっすぐ見て話すことも相手への関心を示すことにつながります。

自分をアピールすることばかりに集中すると、顔は緊張し、相手の話をきちんと聞くことができません。結果、会話のキャッチボールができず、ピントはずれな受け答えを重ねることにもなります。

最後に、面接の場で相手中心に考えるためには、とにかく、「余裕をもつこと」。それには、事前に入念な事前研究をし、自分の考えをまとめ、心身ともに万全の体制で臨むようにしましょう。自分に余裕があれば、相手を考えるゆとりが生まれます。

そのゆとりがリラックスにつながり、自然に元気と笑顔を生み、好印象をもたれるコミュニケーションをとることができるようになります。

<まりりん>

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