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コラム:転職の技術
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第148章
2004/03/08

面接ノウハウ(ビジネスマナーの基本)

前々回のコラムで、面接ノウハウのポイントを列挙しました。
今回は、そのひとつを掘り下げて解説します。

●基本的なビジネスマナーとは?
ビジネスマナーなどというと、とても難しいルールがあってよほど訓練しないと完璧にこなせない、と思いがちですが、基本さえ押さえておけば自然とふるまえるものです。特に、採用面接時では、下記の3つに注意すれば問題ありません。

  • あいさつ
    「はっきりとした声で、まっすぐ正面を向ききちんと挨拶をする」当たり前のことですが、一番初めにこれができている人とそうでない人では、第一印象は天と地の差がでます。緊張のために声が小さくなる、動作が緩慢になる、視線が泳いでしまう等、ありがちです。その会社の玄関に立ったときから既に面接が始まっていると認識して、玄関前で背筋を伸ばして行きましょう。尚、コートは玄関前で脱いで手にかけてから入ります。けして面接官の前で脱いだりしないように。
  • 清潔感
    高級な服装である必要はありません。自分の個性を表現してもかまいません。要は、他人に不快感を与えないことが鉄則です。また、髪の毛、爪、襟元、足元は、案外と目立ちます。ささいなところでだらしなさが見え隠れすると、印象は余計に悪くなります。出かける前に鏡の前でチェックする、また、現地についても服装を確認できる時間の余裕をもって出かけたほうがよいですね。
  • 謙虚さ
    面接は、「受けさせていただく」という気持ちで臨みます。もちろん、「会社の雰囲気や社風を自分の目で確認する」目的もありますが、「こっちも選ぶ権利があるから」という気持ちが表にでてしまうと、面接官にもそれが伝わります。面接という機会を与えてもらったことに素直に感謝する気持ちがあれば、自然と謙虚な振る舞いになります。その素直な気持ちは、相手にもプラスに伝わるものです。

特に初めての転職の場合、中途採用の面接の場数も少なく、緊張感で一杯になって、舞い上がってしまうことが多いのですが、上記のことさえ意識して実行すれば、大きな失敗をすることはありません。難しいことではないので、是非心がけてください。

<まりりん>

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