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コラム:IT業界転職の技術
第1019章

未経験職種への転職を成功させる方法 —書類・面接対策、そして何より心構え—

2021年3月26日

未経験職種への転職

IT業界の中途採用には多くの求人が公開されています。その中で以下のような求人を見かけた事はないでしょうか。

  • 未経験歓迎
  • 未経験、第二新卒応募可
  • ポテンシャル採用

中途採用は基本的に即戦力を求めるものであり、経験を持つ人材を採用するのが一般的です。しかし、中にはポテンシャル面を重視して即戦力ではない人材を採用し、社内で育てるというケースもあります。
本日はこういった未経験職種についての話をしたいと思います。

書類、面接ではここを見られる

上で述べた通り、中途採用は基本的には即戦力を求めますが、未経験採用はその人のポテンシャルを重視します。ではそのポテンシャルは、どのように判断しているのでしょうか。

一つは対人能力です。これはポテンシャル採用に限った話ではないのですが、面接でのコミュニケーションを通してその人の素直さや、組織に馴染めるか、チームの一員として業務を遂行できるか、クライアント相手にしっかりとやりあっていけるかなどをチェックしています。中でもその人の素直さは特にチェックされていると考えてよいでしょう。いち早く立ち上がるためにも素直に新しいことをどんどん吸収していく力が必要になるからです。

二つ目は、プライベートでどういった学習をしているのかです。これは採用する立場で考えると分かりやすいのですが、の職種にこれから挑戦しようという時、全く準備をしていない人と、資格取得などで自分なりに準備をしている人、どちらを採用しようと思うでしょうか。プライベートでの活動は、その活動内容が形になっていればいるほど、企業側には「意欲」や「可能性」、即ち「ポテンシャルが高い人材」として映りますので、それだけ内定の可能性も大きくなります。

以上の二点を押さえておけば、未経験採用の内定はぐっと近づく事でしょう。ただ、未経験での転職において注意すべき点があります。それは年収です。

年収ダウンも考慮せよ

やりたい仕事にも就けて、希望のキャリアも歩めて、年収も上がる、それらが全て叶えば転職大成功と言えるでしょう。では、未経験職種への転職の場合はどうでしょうか。

結論からお伝えすると、年収は現状維持が多く、場合によっては下がる事もあります。繰り返しになりますが、中途採用は基本的には即戦力採用です。ポテンシャル採用は、これから育成していくという採用になるので、少し厳しい言い方をすれば「企業の売り上げに貢献するのはこれから」という事になります。従って場合によっては、年収は初めから決まっている事もあり、それが現在の年収よりも下回っていた場合は年収ダウンでの転職となります。

そもそも、なぜ未経験への転職を志したのか

未経験職種への転職における注意点をお話しましたが、「未経験職種へ転職したいけど、年収ダウンは嫌だな。」と感じた方は、初心に立ち戻り、そもそもなぜ未経験職種への転職を志したのか、もう一度思い出してみましょう。その志には、人によって大小はあれど「挑戦」というキーワードが含まれていると思います。要は、その「挑戦」を重視するのか、これまで築いてきたキャリアを重視するのか、と言う事です。そして未経験領域へ挑戦するなら「年収が下がってもこのポジションで活躍して、今よりも年収をあげてやる!」という気持ちがあれば、転職先でも大きな活躍ができるでしょう。

少し厳しい事をお伝えしましたが、未経験でもいけるポジションがあるという事は、それだけ可能性の広がりや挑戦できる機会があるという事ですので、是非それぞれの選択肢を吟味しながら希望のキャリアを築いて欲しいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

筆者 国吉 孝野
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