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コラム:IT業界転職の技術
第1004章

書類通過率という言葉は無意味どころか害ですらある —重要なのは求人票の内容に合致しているか—

2020年12月4日

「書類通過率」という言葉

最近めっきり寒くなって気ましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私はちょうど今日発売の「鬼滅の刃 最終巻」を読み、炭治郎の熱さと共にこの冬を乗り切ろうと画策しております。

さて、転職活動において以前より違和感を感じている言葉があるので、本記事でそれを皆さんにお伝えしたいと思います。
それは、「書類通過率」という言葉です。
一見、聞き慣れた言葉かもしれませんが、転職活動において書類通過率という言葉の扱いには注意が必要です。

新卒と中途採用は基準が違う

書類通過率という言葉が広がった背景としては、日本特有の「新卒一括採用」が背景にあるのでしょう。新卒採用時は一斉に応募が始まりますので、各企業とも大量の応募が来ます。書類担当者はそれを一つ一つ細かに見ている暇はありません。なので、高校名や大学名、大学でどういった事をやってきたかをざっと見て選考を通過させます。また、選考官も人ですので応募した時期に応じて通過しやすさにも差が出るでしょう。
また、応募できる期間も数ヵ月と、中途採用に比べると非常に限られています。そういった背景から、学生側も大量にエントリーする事になり、その中から何社のうち何社が通過したか、という発想となり、そこから通過「率」という言葉が生まれたものと思います。

しかしながら、転職活動においては状況が全く異なります。中途採用の原則は「即戦力採用」です。なので、応募者がどういった経験を持っているか、何が出来るのかをしっかりとチェックします。
そこに率という概念は存在せず、単純に要件に達していれば通過、未達であればお見送りとなります。未達であればたとえ200社応募しようが落ちますし、合致していれば1社応募でも通過します。同様の経験を持つ方であれば、通過したり落ちたりというランダム要素は存在しないのです。

率を前提に応募数を決めてはいけない

「率」というのは本来、結果として出てくる数字です。しかしながらその率の使い方を逆に用い、「書類通過率は30%ほどですので、20社は応募しましょう。」などと転職希望者に伝えるエージェントもいるそうです。
私からすると本当に信じられない話であり、本来であれば一つ一つ求人の要件を転職希望者の経験に照らし合わせて、応募するかどうかを決めるべきです。
我々エージェントとしては、自分を経由して入社に至る事が成約の条件となりますので、とにかく自分を経由して応募をさせたくなる気持ちもわからないではないです。しかしながら、率を前提とした大量応募は以前にもお伝えした通り、キャリアを破壊する行為にもなりかねないので十分にご注意ください。

弊社リーベルでは初めて転職活動をされる方に対しては上記のようなご説明と共に、もし応募希望の求人がありましたら、書類の追記・修正なども行っております。ご興味がございましたら、是非一度ご相談くださいませ。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

筆者 国吉 孝野
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