COLUMN
コラム:転職の技術
第24章
2001/09/17

自分の市場価値

初めての転職の場合は「自分の転職の市場価値がわからない」、または「自分では今の年収では低すぎる、もっと価値が高いのでは」と思っても今一つ自信が持てない場合が多いと思います。

アンダーセンの、「ビジネスマンの人材市場価値と転職に関する市場調査」報告によると大企業の中高年の方が自分の市場価値を過大評価していると報告されています。一方若年層はギャップが少ないとの報告がでています。

求められる人材は時代とともに変化していきます。その変化を敏感に感じ取っているか否かが自分の市場価値を正確に把握できる人とできない人の差になっていると思います。

若い方でこのまま今の会社で仕事をしても将来自分が売れる人材でなくなってしまうと思って転職相談にこられる方がいます。このような方はしっかりと自分の現在の価値と将来の道を描いているので転職に成功する事が多い。『価値』と言うとやはり年収がその尺度にならざるを得ないが30才前の方にはその時の年収にはあまり拘らないで転職していただきたい。例えば35才で転職を行った時、その時に最高の価値として各社から引っ張られるような人材になる事を目指して転職するのも1つの選択ではないでしょうか。

<コンサルタント R.I>

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