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ケンゾウの戦略コンサル物語

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筆者プロフィール: ケンゾウ
大学院修了後、メーカーでエンジニアとして勤務。その後、外資系の戦略コンサルティングファームに転職。幾多の苦労を重ねながらも、数年間をそのファームで過ごした後に卒業し、現在は投資ファンドで働いている。

第11話
在職期間とその後のキャリアについて(その2)

在籍期間パターン別の、その後のキャリア

こんにちは、ケンゾウです。前回は、戦略ファームの在職期間として、(1) 1年前後、(2) 3年前後、(3) 5年前後、の3つのパターンがあるという話を書きました(この3パターンというのは、私の主観がかなり入っているかもしれませんが)。

では、それぞれについて見てみましょう。まずは(1)の1年前後というパターン。これは、中途入社で戦略ファームに入ったものの、仕事が全く合わなかったということで辞めていくパターンです。こういった場合の転職先としては、著名な大企業であることが多かったです。MBAホルダーなどで英語が堪能な方の場合は、優良な外資系企業の場合も多いです。職種については、もちろん戦略ファームに入る前と同じ職種の場合もありますが、全く異なる職種で移られる方も多かったです。異なる職種で転職されるということは、ご本人のポテンシャルを評価しての採用ということになるわけで、この様に、転職に関してそれほどネガティブインパクトはなかったような印象があります。(但し、転職は人材マーケットの市況の影響を大きく受けますので、例えばリーマン・ショックの直後での転職活動は相当苦労されると思いますので、そのあたりはご留意いただければと思います)

以前もコラムで書きましたが、戦略ファームの特殊な仕事のやり方が自分に合わないと感じた場合、1年くらいで見切りをつけるのは個人的にはそれほど悪い話ではないと思っているのは、上記のような理由によるものです。

次に、(2)の3年前後のパターンです。こちらは新卒入社組と中途入社組で少し様子が違ってきます。新卒入社で戦略ファームに入ってきた方の場合、3年もすると、現場スタッフとしてのスキルはひと通り身についているころです。一方で、事業会社に転職するとすれば第二新卒とみなされる年齢で、役割や権限が限られてくるのが実態です。そのため転職先は、投資ファンドのようなコンサルスキルが活かせるプロフェッショナルファームか、コンサル経験者の採用に積極的な一部の企業というところが多かったと思います。

一方、中途入社して戦略ファームで3年間過ごして転職するというのは、ある意味、非常によくあるパターンと言えます。年齢的にも30〜35歳くらいで、事業会社に管理職やマネージャーとして入社するというパターンです。外資系企業の幹部というパターンも多いです。転職斡旋のエージェントによるとこのゾーンは求人も比較的多く、特に戦略ファームでマネージャーになっている場合には、非常に良い条件で移れることも多いようです。

最後に、(3)の5年前後というパターンです。この場合、通常はマネージャー以上に昇進している人が多いと思います(新卒入社の場合はまだかもしれませんが)。この頃になってくると、いわゆるサーチファームのエージェント(俗に言うヘッドハンターですね)からコンタクトも増えてきます。事業会社に移る場合は、幹部、又は幹部候補であることが多く、子会社のCOOという話もあったりします。また、他のコンサル会社や投資ファンドのようなプロフェッショナルファームに移る方もいます。

因みに、じゃあ5年以上在籍している場合はどうなるのかというと、多くの場合は、そのまま残ってパートナーを目指すという方が多いです。

通常の事業会社の感覚で言うと、時間軸が非常に短く感じられるかもしれませんが、この様に3〜5年間ほどハードワークをすることで、自分自身が大きく成長する機会を持つことができ、更にその後のキャリアに広がりが出てくることが、戦略ファームに入るひとつのインセンティブとなることは間違いないと思います。

(次回につづく)

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