コンサルタントは出世魚?(その1) | ケンゾウの戦略コンサル物語 | IT転職 エージェント リーベル


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ケンゾウの戦略コンサル物語

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筆者プロフィール: ケンゾウ
大学院修了後、メーカーでエンジニアとして勤務。その後、外資系の戦略コンサルティングファームに転職。幾多の苦労を重ねながらも、数年間をそのファームで過ごした後に卒業し、現在は投資ファンドで働いている。

第5話
コンサルタントは出世魚?(その1)

コンサルタントと出世魚の共通点

こんにちは、ケンゾウです。皆さん「出世魚」ってご存知ですよね?成長につれて名前が変わる魚のことで、代表的なのはブリやスズキです。体長15cmくらいまではワカシと呼ばれ、40cmくらいになるとイナダ、60cmでワラサ、90cmくらいでようやくブリと呼ばれるようになります。しかも面白いことに、地方によってこの呼び方に様々なバリエーションがあるようで、例えば関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリと呼ばれるそうです。最後のブリ以外は全く別の呼び方でややこしいですね(笑)。

なぜこんな話をしているかというと、個人的には、戦略ファームのコンサルタントは出世魚そのものだなあと思っています。というのも、ランクが上がるたびに全く違ったスキルが要求されてくるので、もはや別の名前を付けてもいいんじゃないかくらいに思っています。もちろん、どの職種でもそういった傾向は多少あると思うのですが、戦略ファームの場合は特にその傾向が激しいんじゃないかと思っています。

どんなスキルが求められるのか?

それでは、具体的にどんなスキルが求められるのか?私は大きく三段階あると思っています。

  1. (1) パートナー・プリンシパルなどの幹部
  2. (2) マネージャー
  3. (3) アソシエイトやアナリストといった若手

の三段階で、でそれぞれ求められるスキルがガラリと変わってきます。それでは下から順に見て行きましょう。

まずは (3) のアソシエイトやアナリストといった若手ですが、この段階では、

  • 情報収集(ネット、調査レポート、インタビュー、社内データなど)
  • 集めた情報を構造化して整理する、又はエクセルで数値を分析する
  • 分析結果をロジカルな説明資料に落としこむ

といった、いわゆる左脳的スキルがないと、この段階でかなり苦労します。これは全くの私見ですが、新卒で戦略コンサルに入った若手は、ものすごい競争率をくぐり抜けているだけあって、頭の回転が速い人が多く、1から2年もすれば上記スキルを身につけて活躍しだします。一方、中途で入った人の多くは、初めてのプロジェクトでそんな新卒コンサルタントの仕事ぶりを見て驚愕します。私もその一人でした(笑)。

次に (2) のマネージャーですが、この段階では、

  • 若手コンサルタントを上手くリードして、彼/彼女らのパフォーマンスを最大限に引き出す
  • クライアントの現場(多くの場合は部長まで)をリードし、信頼関係を作る

といった、人間力やコミュニケーション力とでもいいましょうか、人を動かす力が重要になってきます。このクラスでは、ロジカルであることも必要ですが、それ以上に、理屈を超えた部分で周囲の人々に信頼されるとか、クライアントから好かれる(可愛がられる)とか、若手コンサルタントをモチベートできるとか、そういった右脳的スキルが重要になってきます。この段階になってくると、中途入社組の経験値や年の功が、ようやく本領を発揮してくる段階です。もちろん、新卒入社組でもマネージャー以上で活躍される方は沢山いますよ。ここで言いたいのは、若手の頃のような左脳的なスキルだけでは、この段階では通用しなくなるということです。

最後のパートナー・プリンシパルについては、次回お話したいと思います。

(次回につづく)

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