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転職して活躍する現役コンサルタントを直撃!なぜ産業金融コンサルタントに?どんな仕事が待っているのか?産業金融コンサルタントのナマの姿が、リアルに浮かび上がる! | アビームコンサルティング

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アビームコンサルティング

アビームコンサルティングの「産業金融コンサルタント」の実態に、リーベル社長の田中祐介が迫るインタビュー企画の中編。これまでの前編では、産業金融セクター長の野澤健氏に、産業金融とは何か、産業金融コンサルタントとはどんな仕事をするのかをたっぷり語ってもらった。中編では、実際に転職してアビームコンサルティングに入社し、現在、産業金融コンサルタントとして活躍する長谷川博之氏を直撃。転職先にアビームの産業金融セクターを選んだ理由や現在の業務内容、仕事のやりがいなどについて訊き出す。同社の産業金融コンサルタントのナマの姿が、リアルに浮かび上がってくるはずだ。

<プロフィール>

アビームコンサルティング株式会社
金融・社会インフラビジネスユニット
産業金融セクター
シニアコンサルタント
長谷川 博之 氏
2010年にSIerに入社し、流通系の電子マネーシステム開発に従事。日本初の案件に携わるなかで、上流のフェーズや、システム開発以外の分野に取り組みたいと考え、2013年にアビームコンサルティングに入社。
主に金融機関向けに、業務支援、業務改善、PMO、業界横断型プロジェクトのリードなどを担当。
株式会社リーベル
代表取締役 チーフコンサルタント
田中 祐介
Javaエンジニアからキャリアをスタート。要件定義から設計・開発、保守運用まで自ら経験したのち、アビームコンサルティングに転職。ITコンサルタントとしてフィージビリティスタディやIT基盤構想策定などの上流からプロジェクト推進まで幅広く対応。
リーベルでは、IT業界における多方面にわたる経験を生かして様々な方を支援。2016年、代表取締役に就任。

担当業界の幅広さと豊富な海外実績が魅力だった

田中:長谷川さんはいつ、アビームコンサルティングに入社したんですか?

長谷川氏:2013年の11月です。今、約3年半経ったところですね。

田中:前職ではどんなお仕事をされていたのでしょう?

長谷川氏:SIerでシステムエンジニアをやっていました。こちらも3年半ぐらいですね。担当していたのはクレジット業界なのですが、私自身は流通系の電子マネーのシステムを作っていました。小売店が電子マネーを発行して、スーパーやコンビニなどで使う、というものですね。

田中:具体的なお仕事の内容を、もう少し詳しく教えていただけますか?

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長谷川氏:ちょうど前職に新卒で入社した年が、世の中にAndroidのスマートフォンが出てきた頃で。そこにFeliCaのチップを載せて、おそらく当時日本初であるスマホの電子マネーアプリを作る仕事をしていました。
周囲の人ももちろんやったことがない分野なので、自分でいろいろと調べながらアプリケーションを開発していきました。BtoBのビジネスでありながら、自分が携わったものが世の中に出て、街中で使っている人を見られるということで、やりがいも大きく、新しい技術をキャッチアップしながら楽しく仕事をしていましたね。

田中:面白そうですねえ。しかし、やりがいを感じている中で、どうして転職を決意されたんですか?

長谷川氏:もともと転職意識は強くなかったんです。仕事は充実していましたし。ただ、入社してからずっとその仕事一筋だったので、新しいことにチャレンジしてみたいという思いがどんどん膨らんできて。また、それまで培ったITの知見を活かして、もっと上流のフェーズや、システム開発以外の分野に取り組みたいとも考え始めました。それが転職のきっかけですね。

田中:なるほど。それから転職活動を始めて、最終的にアビームコンサルティングの産業金融セクターに入るわけですが、今伺ったような日本初に近い仕事をしていたら、他社からも「ぜひウチに来てほしい」みたいな話もあったと思うんです。その中からアビームを選んだ理由はどこにあるのでしょう?

長谷川氏:アビームも産業金融セクターにアサインされることを前提で受けたんです。やはり今までの自分の経験を活かしたいというのがあり。やっていたのが流通系の電子マネー、いわばモノとカネなので、感覚的に産業金融に近いんですよね。

田中:ああ、なるほど。

長谷川氏:それと、幅の広い仕事をしたいとも思っていました。同じ金融でも、基本的には銀行のセクションに行ったら銀行専門、保険のセクションに行ったら保険専門になります。その点、産業金融なら、リース、クレジットのみならず、その他いろいろな業界にも携われますよね。そう考えたら、アビームの産業金融セクターが、私の求めていた環境とすごく一致したんです。

田中:確かにそうですね。

長谷川氏:もう1つ、私は留学経験もあるので、いずれは海外でのビジネスにもチャレンジしたいと考えています。その点、アビームは、日本からお客様と一緒に出ていく形での海外案件の実績が豊富にあるのも魅力でした。

田中:まさにアビームコンサルティング、産業金融セクターが転職先としてぴったりですね(笑)

長期の成長ビジョンを考え、経験の浅い業務分野にアサインを希望

田中:それでは入社後、どんなお仕事をされてきたのか教えていただけますか?

長谷川氏:最初にアサインされたのが、信用保証会社の基幹システム刷新プロジェクトのPMO(Project Management Office)でした。システム構築という面では前職と近かったのですが、PMOという役割は始めてだったので、いきなり新しいチャレンジができたと思います。

田中:転職直後ということは社会人4年目ですよね? それでいきなりPMOですか。

長谷川氏:私1人ではなく、チームでやっていたので。物事の進め方など、わからない部分もありましたが、上司や先輩からフォローも受けながら、複数のベンダーをまとめていくことができました。

田中:その次は?

長谷川氏:その案件が落ち着いた頃に、「どういうことをやりたいか?」と社内のカウンセラーに聞かれ、自分でも考えたんです。ITの仕事は4年程やってきて基礎はある程度できた。英語も留学経験があるので大丈夫。じゃあ自分がコンサルタントとして今、どこが弱いかというと、財務や会計といった部分だなと。そこで、銀行の決算業務支援・業務改善という、ITとは関係ない業務にトライさせてもらいました。

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田中:へえ! 確かにそれまでやってきたこととはあまり関係ないですね。

長谷川氏:そうですね。ただ、その中でも、例えば従来、手作業でやっていた業務を、ITを使って自動化するといったように、ITのバックボーンを活かしながら業務改善などに取り組むことができました。

田中:アビームコンサルティングでは、そういう長期のキャリアを考えた人材のアサインというのもあるんですね。

長谷川氏:もちろん経験の浅い仕事を担当すると、知識が不足する部分は出てきますが、そこはチームで仕事をしますので。足りない部分はチーム全体で補って、最終的にチームとしてパフォーマンスを発揮できればいい、というのがアビームの考え方です。

田中:そのあたり、他のコンサルティングファームとは一味違いますよね。コンサルティングファームでよくあるパターンとしては、「この人はここが専門」となると、ひたすらその仕事をするケースが多いですから。「会計の知識も身につけたい」ということで、産業金融のど真ん中ではない業務にアサインしてもらえるのは、アビームコンサルティングならではだと思います。

長谷川氏:そうかもしれません。

キャッチアップのために何をした?

田中:ただ、あまり経験のない分野ということで、キャッチアップは大変だったのではないですか?

長谷川氏:そうですね。ただ、過去の経験がどうだということではなく、目の前の課題を一つ一つクリアして成長に繋げていく人を認めてくれる会社だと思います。そのプロジェクトには40〜50人がアサインされていて、10人前後のチームが4〜5つあったのですが、プロジェクト参画から1年半くらい過ぎたところで、1つのチームをリードするポジションに就けてもらえました。

田中:それは早いですね! 

長谷川氏:もちろん私よりも、経験年数がずっと長い人や、深い業務知識を持っている人もいましたが、キャッチアップの姿勢や、お客様の期待にどれだけ真摯に応えたか、といった部分を評価してくれたと感じています。

田中:具体的に、キャッチアップのためにどんなことをしたのですか?

長谷川氏:もちろん椅子に座っての会計の勉強はしましたが、それは当然やらなくてはいけないことで。実務面では、例えばお客様からヒアリングをする際に、ただ言われた言葉をそのまま受け止めるのではなく、その人の置かれているポジションや状況までしっかり考えて、自分なりに咀嚼した上で最適と思われる提案をするように心掛けました。そうすると、お客様にも「お、考えているな」と伝わって、より良いコミュニケーションが取れるようになり、結果的にお客様が本当に求めていたものに近づいていくんです。

田中:なるほど。「お客様が本当に求めているのは何か」を、自分で考えて提案したということですね。

長谷川氏:そうですね。

「成長のスピード」と「意思決定の速さ」がやりがいにつながる

田中:今はどんなお仕事をしているんですか?

長谷川氏:リース会社のシェアード型ITサービスの導入プロジェクトに携わっています。今、世の中的に、システムを資産として持つのではなく、業界で共同利用するのがトレンドになってきており、今回のプロジェクトもそのひとつです。共同利用することで、単純にITが変わるだけでなく、ビジネスのやり方も変わる。そこも含めて仕組みづくりを支援しています。
アビームとしては、プロジェクト全体のPMOとして、IT・業務の両サイドをサポートしているのですが、その中で私は、業務側の改革支援を行っています。シェアード型ITサービスを導入するにあたり、各部門のトップリーダーの方々に対して、マネジメント支援や課題検討のファシリテーションをするのが主な業務ですね。まだ始まったばかりですので、これから数年は続きます。

田中:そうなんですね。日々の仕事の中で、どんなところにやりがいを感じていますか?

長谷川氏:そうですね。「成長のスピード」や「意思決定が速い」のがやりがいにつながっていますね。
現在のプロジェクトではフロント〜バックまで様々な業務部門のお客様と接します。部門ごとに抱える課題は全くと言っていいほど異なります。それぞれの組織・お客様の状況を把握し、最適なアプローチを提案することは簡単ではありません。短期間でのキャッチアップも多く大変ですが、密度の濃い仕事のなかで速い成長スピードを実感できることはやりがいになります。 また、社内での意思決定が速いという点では、例えば、グローバル全体で「今、タイのオフィスが忙しくて大変だ」となった時に、外資系ファームではヘッドクオーターが舵取りをすると思いますが、アビームの場合は日本主導で検討し、そこで話がまとまれば「長谷川くん、来週タイに行けるかな?」となる(笑)

田中:ええっ! そうなんですか。それは意思決定が速すぎますね(笑)

長谷川氏:私が常々、海外に行きたいと言っているからでもあるんですが。ヘッドクオーターとしての決定権を持っている人がすぐ近くにいて、「こういうことをしたい」と言っていることを覚えていてくれて、何かあった時に即座に声を掛けてもらえるというのは、アビームならではと思います。

田中:面白いですねえ。実際、海外出張には行かれているんですか?

長谷川氏:ええ。まだタイだけですが、複数回行っています。

田中:海外で仕事をしたいという希望も叶えられているわけですね。

長谷川氏:そうですね。特に産業金融セクターは、東南アジアを中心に海外案件が多いので、これからもチャンスはたくさんあると思います。

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SEは「線を引く」、コンサルタントは「線を取っ払う」

田中:前職はSEだったわけですが、コンサルタントとして仕事をしてみて、ギャップを感じた点はありますか?

長谷川氏:やはり、考える時間は増えましたね。上司は基本的に、アドバイスやレビューはしてくれますが、正解は教えてくれないので。
というか、正解は誰も持っていないんです。だからこそ我々コンサルタントがいるわけですから。なので、まずは自分自身で納得いくまで考え抜いた上で上司にレビューしてもらう。その結果、欠けている視点や、考え方がズレていた部分を踏まえてもう一度考える、というプロセスを繰り返すのですが、最初のうちはそれが大変でしたね。

田中:そうですよねえ。私もSEだったのでよく分かるのですが、SEって、お客様が答えを持っている前提で仕事をすることが多いですから。それが急に「答えをつくれ」となると戸惑います。

長谷川氏:ただ、やっているうちに、最初はすごく時間がかかっていたのがだんだん短くなってきたり、お客様の反応も良くなってきたりする。そうなると成長の手応えを感じられますね。

田中:「答えがない仕事」というのは、当初苦労しますが、そこを抜けると本当に面白いですよね。

長谷川氏:ええ。「自分で作っている」という実感が得られますからね。

田中:今後、SEからコンサルタントを目指す方に、何か「こういうことをしておいたほうがいい」というアドバイスはありますか?

長谷川氏:私がSEだった時にできていたわけではないんですけれども。SIerでの仕事って、すぐに「我々がやるのはここまでの範囲です」と線を引く印象があるんですね。ある意味、リスクをヘッジする仕事の仕方で。私もSE時代は「お客様に対してヘタにイエスと言うな!」と徹底的に叩き込まれましたし(笑)

田中:わかります(笑)やると言ったら、それだけ余計な仕事が増えてコストが上がるから、そうならないようにノーというのがSEの鉄則です。

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長谷川氏:それに対して、コンサルタントは、「結果的に『あるべき姿』にする上で、その線が障害になるなら取っ払っちゃえばいいじゃん」と考える。あらかじめ線を引いて決められた範囲内で仕事をするのではなく、あくまで「お客様にとって最も良いこと」を追究していくわけです。

田中:なるほど。いわゆるゼロベース思考というやつですね。

長谷川氏:実際、プロジェクトに変化はつきものですし、時として、お客様の意向や周囲の状況も変わっていくことがある。そうなると線を外したり、もう1回引き直したりすることも必要なので。最初に引いた線にこだわるのではなく、大局的に「あるべき姿」を考える姿勢は、SEとして仕事をしている時から意識したほうがいいのではと思います。

田中:私もSEをしていたのでよくわかります。私も当時はできていなかったと思うんですけど、できる・できないは別として、そのあたりをSEであってもコンサルタントを目指すなら意識しておくことはすごく大事だと思います。

やる気やチャレンジ精神旺盛な人を、アビームはきちんと評価してくれる

田中:長谷川さんの夢というか、今後、どんな仕事をしていきたいかをお話し願えますか?

長谷川氏:やはり、海外で仕事をしてみたいですね。これまでも何度か出張に行くことはあったのですが、日本で仕事をするのとはまた一味違った面白さや難しさがあったので。出張ではなく、もう少し長期で行きたいなと思っています。
また、これまでの仕事でITや会計、英語など様々なパーツを集めてきたわけですが、それらを融合して掛け算でバリューを出せるようにしたいとも思っています。それを海外でできたら最高ですね。

田中:いいですねえ! それでは最後に、「今後、こんな人にアビームの産業金融セクターに来てもらいたい」という期待をお話しください。

長谷川氏:スキル面だと、私自身、全てを持って、準備を完璧にした上でアビームに入ってきたわけではありません。足りない部分もある中で、チームで働いてきたのが現実です。なので、「入社までに明確に、これとこれのスキルを持っておくべき」というのは少なくとも私からはありません。
ただ、やる気や、新しいことにチャレンジしたいという気持ちさえあれば、経験上の不足は必ずキャッチアップできます。そういう人にアビームはきちんと評価し、投資もしてくれます。そんな気概を持った方と、ぜひ一緒に仕事をしてみたいですね。

田中:新しいことにチャレンジしたいという気持ちが大事なのですね。ありがとうございました!

ライター プロフィール

荒濱 一(あらはま・はじめ)

1971年、東京生まれ。上智大学文学部教育学科卒。高校教諭、タイ・インドでの広告代理店勤務を経て、1998年からライターとして活動を開始する。現在、ビジネス(特に人材・起業)、IT/デジタル機器、著名人インタビューなど幅広い分野で記事を執筆するほか、広告コピー分野でも活躍。

◇主な著書
『新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(高橋学氏との共著)
『新版 やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(高橋学氏との共著)

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