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第1136章
2023/09/29

未経験職種への挑戦可能年齢は25歳まで、ではない?

先日までオンエアされていました転職エージェントを舞台にした話題のドラマで、「未経験業界への転職について、一般的には25歳までと言われています」というセリフが何回か出ていました。転職を考えたことがある方であれば、一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。

確かにこの言葉の通り、未経験業界への転職については第二新卒レベルの25歳(実際は20代後半くらいまで可能な企業もあります)が目安にはなってきます。ただ、「未経験職種」となるとどうでしょう。IT業界内での異職種転職は、実際どのくらいできるものでしょうか。

IT業界内の異職種転職は、難しいけど可能性は十分ある

結論、可能性は十分あります。ただ、ハードルは低くはありません。普段ご支援をしているエンジニアの方型の中で多い転職理由としては「上流工程に挑戦したい」「技術力・専門性を高めたい」「年収をUPしたい」というようなものが多いのですが、これらの理由は今までの経験、知識を活かした転職先であれば十分希望を叶えることは可能なのです。

ただその中に同じくらいの割合でいらっしゃるのが「違う分野の技術をやりたい」「違う職種に挑戦したい」という異職種転職を希望される方々です。私が最近お会いした中だと、アプリエンジニアからセキュリティエンジニアになりたい方、事業会社で自社サービス開発をしていたがコンサルになりたい方、組込エンジニアからWebアプリエンジニアになりたい方などです。方向性や理由は様々ですが、皆さん新しいことに挑戦したいという理由で希望をしていました。年齢は20代から30代後半まで様々でしたが、いずれも転職を成功されています。

転職理由・キャリアプラン・自己研鑽の3本柱

未経験転職の場合もそうですが、挑戦的な転職=ポテンシャルを活かす転職になるため、大事になってくるのが「転職理由・キャリアプラン・自己研鑽」この3つです。なぜこの職種になりたいのか、そこで何を成し遂げたいのか、そうなるためには今何を勉強しているのか、ということですね。

異職種転職をしたい方は、次になりたいものに対して熱い思いはお持ちのものの、まだ具体的に働いた後のことがイメージできていなかったり、そもそもの業務内容の理解が足りていなかったりすることも多いです。そのため、面接でなぜ?という質問が繰り返し来たときにこたえきれなかったり、今の自分に足りないことが分かっておらず必要な勉強ができていなかったりします。

まずはこの3本柱を整理して考えていただき、熱い思いだけではなく、なぜそうなりたいのかという理由まで考えきっていただくことがまず第一に重要になります。

今までの経歴で活かせるところは存分に活かす

その上で、大事なことがもう一つあります。それは活かせる経歴を探し出すということです。中途採用において大事なのは即戦力性です。そのため異職種となると「スキル不足」としてお見送りになってしまうことがあるのですが、即戦力性というのはアピールの仕方によっては活かせる部分がたくさんあります。

例えばアプリエンジニアからセキュリティエンジニアになりたい場合、アプリ開発において脆弱性診断をすることがあったり、バグを発見して改修したことがあったりと何かしらセキュリティ要素を含んだ開発経験をすることがありますよね。ここがアピールポイントです。

他にも、組込エンジニアからWebアプリエンジニアになりたい場合、プロジェクトとして動いてきたという要件定義から開発、リリースまでの一連の流れを経験してきた実績があります。この流れは作るものが組込系からWebアプリに変わったとしても一緒ですので、十分アピールポイントになります。

このようにIT業界の中での異職種転職というように、同じ業界内でのキャリアチェンジであれば何かしらの共通点や活かせるポイントというのは出てきやすいのです。ここをいかにうまくアピールできるか、すなわち職務経歴書のポイント欄に詳しく記載できるか、面接で存分にアピールできるかというのが鍵となってきます。

最終的に大事なのは「粘り強さ」

なんだ、と思われるかもしれませんが最後に大事なのは粘り強さかなと思っております。挑戦したい!と強い気持ちをもっていることに対して、最後までめげずに、あきらめずに走りきるというのが大事だなとつくづく思います。

正直、どうしても異職種への挑戦となるとハードルも低くはないので、選考中にお見送りとなってしまうことも多いものです。覚悟はしていたものの、実際にお見送りになると落ち込んでしまう、というのは仕方がないことかなと思います。

ですが、長い戦いになったとしても最後まであきらめずに受けきる、受かるまで挑戦をし続けるということも大事だということです。その過程の中で、受ける企業のラインナップを少し変えてみたり、ゴールに向けてもう1社別の企業を挟んでみて経験を積んでみたりを、資格勉強をするために転職活動を一時中断して少し時間をかけてみたりと工夫をしてみるのも一つです。

どれくらい時間がかかるか、どんな結果になるかというのはわかりませんが最終的に自分が納得のいくキャリアプランにするために行動をしていくことが大事です。私も転職エージェントとして候補者様が目指すキャリアに向けて、一緒に粘り強くサポートさせていただきたいと思っておりますので、もし異職種転職に足踏みされている方がいらっしゃいましたらご相談くださいませ。

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