デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC) | 転職成功者の声 | IT転職 エージェント リーベル


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転職成功者の声

大手SIerの安定したキャリアより自分がやりたい道へ 20代でエンジニアからデータサイエンティストに転身 | デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)

プロフィール

都内有名私立大学の経済学部を卒業し、大手SIerに就職。インフラエンジニアとなり、大小様々なプロジェクトを経験。プロジェクトリーダーとしての実績も重ねた。このままインフラエンジニアとしてキャリアを積むことに疑問を感じ、転職活動へ。リーベルの支援を得て、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下、DAC)の内定を獲得し、データサイエンティストとして第二のキャリアを歩み始めた。

子供の頃から算数が得意で、中学・高校時代の6年間は数学塾に通うほど、学習には力を入れた。
大学では経済学部に所属し、統計学や計量経済学などの学問を熱心に学習。卒業後は大手SIerで、社会人の第一歩を標した。
配属されたのは、システム開発のうち、インフラを担当する部署。最初の案件から基本設計からリリースまで一気通貫で経験。海外研修やプロジェクトリーダーの経験も積んだ。
だが、20代の終盤、ある不安が心をよぎる。インフラエンジニアは本当に私がやりたいことなのか。このまま30代で同じ仕事を続けられるのか——。
元々、自分は数学や分析が得意で好きだった。本当はそうした自分を活かした仕事がしたい。何かないか。見えてきたデータサイエンティストへの道。
未経験のデータサイエンティストへの転職は難航を極めた。だが、リーベルと戦略を立て直し、DACへの切符を手に入れた。
エンジニアからデータサイエンティストへ、大胆なキャリアチェンジに成功した要因は何か。事の顛末を聞いた。

苦手なコミュニケーションを克服し、チームをまとめ上げる

大学は経済学部の中でも計量経済学の勉強に注力。海外論文を読み解き、理論通りになるかを収集したデータを利用して回帰分析による実証分析を行った。卒業後の進路ではモノづくりに携わりたいとの想いからIT業界に絞って就職活動を行い、大手SIerでキャリアをスタートした。

—— 大手SIerで、最初はどのような業務を行いましたか。

Kさん:入社後の研修が終わり、最初に参画したのが証券会社のメールシステムの更改プロジェクトでした。約1年6か月の長丁場でしたが、新人でありながら、基本設計からリリースまで一連の流れを経験でき、キャリアのスタートとしては非常に恵まれていたと思います。タイトなスケジュールでありながら、顧客の要件が途中で頻繁に変わり、その対応に苦慮した案件でした。ですが、プロジェクトマネージャー(PM)の女性がとても有能な方で、顧客ともめそうになったり、トラブルが発生したりした時でも、冷静に交渉し、人をまとめ上げ、案件を前に進めていく手際の良さは、実に見事なものでした。

—— ご自身の役割はどのようなものでしたか。

Kさん:私自身は、主に古いサーバーから新しいサーバーに移行する際の設計以降を担当。OJTとして付いてくれた先輩が途中で仕事を辞めてしまい、一人で行うことになりましたが、慣れないプログラムを書き、毎週末夜勤でリリースに対応するなど四苦八苦しながらも、遅延なく無事やり遂げることができました。こうして、尊敬すべき女性のPMの仕事を間近で見られたこと、自分自身も与えられた仕事を完遂できたことが、本プロジェクトで得られた収穫だと考えています。

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—— その後は金融機関の様々なシステムの基盤の更改を中心に、2〜6か月のサイクルで多くのプロジェクトを経験されています。

Kさん:顧客は地方銀行や信託銀行、大手損害保険会社など様々です。オフショアのベンダーを使ったプロジェクトでは小規模ながらチームリーダーを経験しています。私はコミュニケーションが苦手で、正直、ファーストフードで注文することでさえ、緊張してしまうほどでした。ですが、リーダーになったからには皆をまとめていかなければなりません。自らメンバーに話しかけ、私に相談しやすい雰囲気を作ったり、皆と話す機会を多く設けたりするなど、できることは何でもしました。オフショアの技術者は、私たちが求める品質に達していないことが多い中、自分が当たり前と思うことでも、非常にかみ砕いて事細かに、論理的に説明し、理解してもらうことにも取り組みました。結果、良い品質で期日通りにリリースすることに成功し、リーダーとしての責務を全うすることができたのです。

—— 大手SIerは、人材育成の面でも手厚かったのでは。

Kさん:非常に良い機会を与えられたと思ったのが、入社4年目の終わりから5年目にかけて行った、ヨーロッパのある国での海外研修です。現地のIT企業にインターンとしてたった一人で赴任し、3か月間、その企業の社員とコミュニケーションを図りながら、プロジェクトを行う経験をしました。知らない国の知らない企業で働くことでメンタルが鍛えられ、何とか生きて返ってこれたのは、私の中で大きな自信となりました。

—— そして、その後大きな役回りを命じられました。

Kさん:はい。新人の時に携わった証券会社のメールシステムを再度更改することとなり、当時、全体を取りまとめていた女性のPMから私に声が掛かり、今度はプロジェクトリーダーとして最大9名のメンバーをまとめる立場としてアサインされることになったのです。グローバルのシステムであり、全体を俯瞰してみて、各地の開発状況と調整を図りながら、チームメンバーにタスクを割り振りして進めていったのですが、こうした重責は初めての経験。夜勤も続き、私もメンバーも精神的に追い込まれる時期が長く続きました。乗り切れたのは、メンバーと話をする機会をできるだけ多くするなど、コミュニケーションを重視したことで、チームに一体感ができたからだと思っています。この案件も遅延なく、スケジュール通りにリリースすることができたのです。

転職活動で5社を受けるが、1社も内定が出なかった

インフラエンジニアとして順調にキャリアを重ねていった。だが、途中から自分の行く道を見失いかけていた。私はインフラ構築をずっと続けていくのか。それが自分の生きる道なのか。悩みと不安がない交ぜになり、打開するため、ついに動くことを決断する。

—— 大手SIerで安定したキャリアだったと思います。

Kさん:そうなのですが、私自身はインフラエンジニアをこのまま続けていくことに、漠然とした悩みと不安を抱えていました。入社時はアプリケーションエンジニアを希望したのですが、会社の方針でインフラに配属され、それに従い、インフラ回りの勉強もして、実績も重ねてきました。しかし、インフラを構築することは、何度案件を経験しても、魅力や興味が持てないままでした。夜勤など激務が続くこともあり、このまま心身を疲弊させていいのかという思いも正直ありました。また、職場に将来私がなりたいと思えるロールモデルがいなく、目標も見失っていたことも事実です。

—— インフラをこの先ずっと続けていくことは難しいと。

Kさん:そうです。しばらく、どうしようかと悩む日々を送りましたが、最後は、業界に関係なく、自分が好きなことは何かを見つめ直そうと考えました。私は数学や分析が好きで、大学では実証分析に取り組んだ経験がある。そうであれば、データ分析に関連した仕事は、自分に合っているのではないか。調べてみると、私が就活した頃にはまだメジャーではなかった「データサイエンティスト」という仕事があることを知り、これこそ私の天職ではないかと思い、転職活動にチャレンジしようと決心したのです。

—— 転職活動ではリーベルに支援を依頼しました。

Kさん:私の今までのキャリアや思いを踏まえ、それとは全く違う道である「データ分析の仕事に就きたい」と伝え、どのように転職活動をしていくか、リーベルの担当者と戦略を練りました。当初、希望年収の水準を高く設定したいという私の要望から、可能性のある候補企業を探っていきました。

—— リーベルの担当者の意見はどうでしたか。

Kさん:その年収の水準からすると、未経験でデータサイエンティストの職を狙うのは難しいのではという見解でした。年収にこだわるのであれば、データサイエンティストの部署がある会社で、まずはデータ基盤を作るエンジニア寄りの部署に入り、そこで実績を積みながら、希望を出してデータサイエンティストにシフトしていくのが良いのではという提案も受けました。それは一つのやり方だと思い、候補先を5社に絞り、応募することにしたのです。

—— 結果はどうでしたか。

Kさん:5社とも全滅でした。不採用の理由の一つは、この年収水準での採用は困難だと言われてしまったこと。もう一つは、応募してみたものの、準備を進める段階で志望動機を考えるのが難しいと感じてしまったことです。元々インフラエンジニアをやめて、データサイエンティストになろうと一念発起して始めたのに、また、仮の姿とは言え、もし受かったらまずは基盤を作る仕事に就くことになります。やりたくないと思っていた仕事をやる動機は見出しがたく、面接もあまり気乗りがせず、そうやって心が定まらない中で、うまくいかないのは、当然のことでした。

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「真にやりたいこと」にフォーカスし、大逆転で内定

年収にこだわったあまり、結果を出すことができなかった転職活動。ここで諦める道もある。だが、一度の人生の中で大きなウェイトを占める仕事。自分の思いに正直に生きることを簡単に投げ出すわけにはいかなかった。どのように仕切り直したのだろうか。

—— 大手SIerで得ていた年収を参考に、キャリアチェンジを図るタイミングで、転職先でも同等かそれ以上を狙うことは間違った選択ではありません。

Kさん:私も自分の成長の意味も込めて、年収は高めに設定していました。ですが、転職活動に再度挑むには、何かを変えないといけない。そこで、リーベルの担当者と相談し、転職活動のベースを「年収」ではなく「真にやりたいこと」に変える決断をしたのです。希望する年収は思い切って下げて、その代わりに、基盤づくりなどは行わず、最初からデータサイエンティストの部署に入れる会社に応募することに方針をガラッと変えました。

—— そうした条件の中、リーベルから新たに提案されたのが5社で、そのうち1社がDACでした。

Kさん:DAC以外の会社の面接では、私が大手SIerの所属していることに価値を見い出していたように思えます。大手SIerで勤めていた割には、それほど技術力が高くないと評価され、悔しい思いをしたこともあります。しかし、DACはそうした態度とは真逆でした。学生時代の学部専攻の理由や、実証分析をしていたこと、仕事の向き合い方など、私自身に関心を抱き、一人の人間として見て、様々な角度から質問してくれたのです。その面接の感じがすごく好印象で、こうした人を大切にする会社で働きたいと、思いはDACへとぐっと引き寄せられていきました。

—— DACからのご自身への評価は。

Kさん:実は、最も評価してくれたのが、私のコミュニケーション力でした。DACの面接官の質問に対し、論理的かつ丁寧にわかりやすく回答したことに良い印象を持ち、一次面接を合格にしたとのこと。昔は苦手だったコミュニケーションが、この面接の大事な場面で評価されるとは思いもよらぬ展開でした。プロジェクトを進めるうえで、常に意識して気を付けていたことによって、コミュニケーション力がいつの間にか自分の強みとなっていたということではないでしょうか。

—— 二次面接はどうでしたか。

Kさん:特に印象に残った質問が、データサイエンティストの経験がない中、今どのような勉強をしているかということ。私は、統計検定2級の勉強をして合格し、その他にもPythonやSQLなどの言語をオンラインで学習していると答え、未経験な分野を必死でキャッチアップしようとしている姿勢を伝えました。ただ、面接を受けている時期、現職での案件がうまくいかず、体調が悪く、面接での回答が思った通りに話せなかったことに大きく落ち込みました。

—— しかし、結果は「内定」でした。

Kさん:会社のプロジェクトにも面接にも絶望していたのに、内定の知らせを受け、本当にうれしい気持ちでした。DACが優秀な人が集まっている会社であることは、面接官を見ても明らか。年収面も配慮していただき、私が提示した額より上のオファーでした。DACの事業領域であるマーケティング業界に自分自身は詳しくなかったのですが、本を読んで勉強し、DACが蓄積している消費者に関する多くのデータを活用すれば、何か面白いことができそうだと気づけた点も、やる気を高める要因になりました。私は内定を受け、同社の一員として働くことに決めたのです。

未経験でデータサイエンティストになるために大切なこと

DACのデータサイエンティストとして働く道を切り拓いた。IT業界で働く人材の中にも、データサイエンティストを志望する人は少なくないだろう。どうすれば、こうした転身ができるのだろうか。最後にアドバイスを聞いた。

—— 今回、「真にやりたい」と思える仕事に就くことに成功した要因は何でしょう。

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Kさん:まず、間違いなく言えることは、DACという会社の存在に気づかせてもらえたことです。仮に、大手の人材紹介会社に支援を依頼していたとし、大量の候補企業と一緒にDACの求人情報が送られ、「この中からより多くの会社に応募してください」と言われたら、DACに目を留めて選考の対象に入れることは難しかったかもしれません。そうではなく、リーベルの担当者が、私の性格や経歴などを総合的に考えて、「DACという企業が合っている。なぜなら…」と理由も付けてリストアップしてくれたからこそ、応募するチャンスを得られたと思います。私をしっかり診断し、マッチングを図ってくれるコーディネーターの存在抜きには、今回の成功はなかったでしょう。

—— 未経験でもデータサイエンティストになるためのポイントは。

Kさん:面接を通して思ったのは、未経験でもデータ分析業務に関する理解や、実際に自分が入社してどういう風に仕事をしていくかのイメージを持つことは、非常に大切だということ。面接で、この点を聞かれることが多いからです。私は、データサイエンティストに関する本やネット上のコラムを熱心に読んだりして事前に知識を付けました。入社後の働き方のイメージを聞かれた時も、「最初は泥臭く、SQLなどを使ったプログラミングから始めて、そういうコツコツとした仕事ができるようになってから、上流でも力を付けて、ゆくゆくはデータサイエンティストとして活躍できるようになりたい」と自分なりの構想を伝えました。「データ分析業務の勉強」「入社後のイメージ」の2点はしっかり準備して臨むと良いのではないかと思います。

—— 同じように20代後半で転職を志す人も多いかと思います。そうした方々へのメッセージをお願いします。

Kさん:私は、20代後半で転職活動をしていなかったら、その後行うことはなかったと思っています。私のように大胆なキャリアチェンジを図る場合、30代になると未経験での採用は難しくなり、年収面でも折り合いがつけづらくなるからです。少し前までは、大手SIerでいい給料をもらって、自分に合ってないと感じる仕事でも続けていくのもありかと思ったこともあります。しかし、人生の大半を占める仕事で、ずっと嫌々働くのはもったいないと考え直しました。
以前の私のようにもやもやした気持ちで働いている方もいるのではないでしょうか。そうであれば、実際に転職に至らなくても、一度、自分のキャリアを見つめ直し、将来のことを真剣に考える時間を作ることは非常に大切だと思います。考えた上で、やはり今のままがいいと会社に残るのもありですし、現状を打破するために転職するのもありです。一人で考えるのが難しいのであれば、リーベルのような専門家に相談するのが良いと思います。

—— 悩みを抱えたまま行くより、まずは動くことが大切ということですね。そして、未経験の仕事に就くなら、20代がいいということも理解できました。ありがとうございました。

ライター プロフィール

高橋 学(たかはし・まなぶ)

1969年東京生まれ。幼少期は社会主義全盛のロシアで過ごす。中央大学商学部経営学科卒業後、1994年からフリーライターに。近年注力するジャンルは、ビジネス、キャリア、アート、消費トレンドなど。現在は日経トレンディや日経ビジネスムック、ダイヤモンドオンラインなどで執筆。

◇主な著書
『新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(荒濱一氏との共著)
『新版 やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(荒濱一氏との共著)
『「場回し」の技術』(光文社)など。

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