
現在2歳の子供の子育てをしているのですが、先日子供と会話をしている時に初めて「分からない」という言葉が出てきて成長を感じました。
これまではまだまだ会話にならないことが多かったのですが、本人の中で聞かれた事が分からないことと処理ができる様になり、そして更にそれを言語化して「分からない」と私に伝えてきた何気ない会話ですが、一方で私達は年を重ねると「分からない」ということが恥ずかしいと感じて、なかなか素直に言えなくなることも多いのではと思います。
勿論、何でもかんでも「分からない」を連発していては考えていないことになるので良くないのですが、転職をして新しい環境に変化したり、新しい技術に触れたりするなど、年を重ねても分からないことに遭遇することは多々あります。
分からない事は当然調べたり学習したりして自力で分かる様にしていくのですが、とはいえ時間は限られているため、自分で考える時間を設定し、その設定した時間をオーバーしても分からない場合は、やはり周囲に謙虚に「聞く」ということが何歳になっても必要になります。
例えば、転職活動などの面接の中で、自分がまだ経験したことがない分からない質問をされた場合の回答方法も上記と同じ流れだったりします。自力で考えることと、分からないから周囲に聞くことは相反することですが、どちらも非常に大切なことです。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
子どもの頃に父親から「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということを良く言われたのですが、やはり自分も当時は聞かない方がカッコイイと考えて素直になれないことも多かった記憶がよみがえってきました。勿論それが自力を高める原動力にもなるのですが、年を重ねると同じ分からないことでも難易度が上がりしますし、時間も有限ですので、素直に周りに頼る力もビジネススキルの1つになります。
転職活動は一見すると単純に見えて、社会人経験が長ければ長い方ほど自信と経験があるために自力で進めることができると思いがちですが、カッコイイことだけをアピールしても企業との縁が繋がるとは限りません。会社は人の集まりですので、既存社員との関係が上手く築けるかという点も評価されます。その評価方法の1つとして今回のコラムに記載した様な、年を重ねても「分からない」を言えるかという観点が見られたりしますので、何歳になっても分からないことは聞くという謙虚な姿勢は必要なのだなと転職支援をしていると実感することがあります。


