転職成功者の声

転職を決意したきっかけや入社の決め手、今後のキャリアパスなど、
リーベルの支援で転職を果たした人たちのリアルな声をお届けします。

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株式会社日立製作所

S.Sさん

2次請けのSI企業からプライムベンダーにキャリアアップ 20代半ばの若手を転職成功に導いたリーベルの支援とは?

プロフィール
首都圏の有名私立大学卒業後、中堅SI企業に入社。主に基盤更改を中心としたインフラ案件を担当。最大20人規模のチームのリーダーも経験した。約3年在籍後、キャリアアップのために転職活動を行い、リーベルの支援を受けて日立製作所に入社。
大学卒業後、入社したのは中堅SI企業。若手社員でも任される仕事の範囲が広く、成長スピードが速い点が魅力だった。
入社前から自己研さんし、学生の時にIT関連の資格を取得。入社後も継続して学習し、実務に生かせるさまざまな資格を自ら手にしていった。
会社側も準備ができている若手には次々と大きな仕事を任せた。1年目に早くもリーダーを経験し、3年目には最大20人規模のリーダーにも抜擢された。自分で考え、自主的に動く。失敗してもすぐにリカバリーする。そんな姿勢と実行力が高く評価された。
だが、2次請けの立場の現職では、大規模プロジェクトで顧客と直接やり取りしながら業務を改善していくことはできない。目指したいのは、ワンランク上の仕事ができるプライムベンダー。転職を決意したのはそんな思いからだった。
不安がなかったわけではない。経験は2次請けの案件が数回。自分は果たしてプライムベンダーから評価されるのだろうか――。
背中を押したのがリーベルだ。面談によって職務の棚卸しをして、強みを見いだし、面接本番に向けた万全の準備を支援した。結果、大手プライムベンダー4社から内定が出て、最も自分の方向性とマッチした日立製作所を選んだ。
2次請けのSI企業からプライムベンダーへ。その道を切り拓くことができた要因を聞いた。

資格を取得し積極性も発揮、だが最初は失敗の連続だった

大学卒業後、興味を持ったITの領域でキャリアをスタートした。入社前からIT関連の資格を取得し、入社後も自ら考え、行動する姿勢で積極的にプロジェクトに関わっていった。だが、その先に待っていたのは「失敗」の連続だった。

—— 就職活動ではSI会社を志望しました。未経験だったのになぜですか。

Sさん:大学時代は体育会系のテニス部に所属し、テニスやサッカーなどのスポーツ観戦も好きでした。そうした中で気付いたのが、スポーツの世界にITをはじめとする技術が次々と導入されていたことです。ITを駆使して弱小だったチームが強豪に勝つケースも目に留まりました。そんなことをきっかけにIT領域に興味を持ち、大学卒業後はSI会社で働こうと思いました。
就職先となる中堅のSI会社を選んだ理由は、会社の説明を受けた時、担当者が「若手でも実力があればリーダーになれる。成長スピードが速い」と言ったことに可能性を感じたからです。さまざまな経験をして早く力を付けたいというのが率直な思いでした。

—— ITは未知の領域でした。どのようにキャッチアップを。

Sさん:ITは全く分からない領域だったので、入社後につまずくことは容易に想像できました。それを少しでも回避するために挑戦したのがIT関連資格の取得です。手始めに入門レベルの「ITパスポート」、その次に「基本情報技術者試験」と、順々に学習して資格を手にしていきました。基礎的な土台があれば、入社後の成長スピードが速くなるとも考えました。

—— ある程度準備してから入社したのですね。最初の案件にはスムーズには入れましたか。

Sさん:それがそうでもなく……。机上では知識を得ていたものの、現場に入れば右も左も分からないような状態で、正直言って当初は業務がイメージできませんでした。ただ、徐々に慣れていくと、先輩のメンバーやリーダーが話す内容や打ち合わせの時に出てくる単語が、自分が学習してきたことと結びつき、事前に学んだ努力は無駄ではなかったと思いました。学習してきた分、理解が速く、初期の成長を加速できたのではないかと考えています。

—— どんなことを意識して業務に当たっていましたか。

Sさん:ひと言でいえば、とにかく積極的に動くことです。障害が起きた時も、指示される前に自分で原因を調べたり、対策を考えたりして、上司に報告していました。自主的に動けたのは、分かる範囲が広がって仕事が楽しくなっていたからだと思います。

—— 受け身ではなく、能動的に動いていたのですね。なかなかできることではありません。

Sさん:これは自分の性格なのかもしれませんが、自ら考えて行動するのがルーチンになっているようなところがあります。何か問題が起こった時、まずは自分の考えを持って、上司に「こう思うのですがどうでしょうか」という形で報告します。それが間違っていれば、修正してもらって対応すればよいですし、合っていればそれをそのまま実行すればよいということです。そうやって、何に対しても必ず自分の考えを持つということが、積極的な行動の原動力になっているのではないかと思います。

—— 最初のプロジェクトでサーバーやミドルウェアの構築、各種テストを経験し、次のプロジェクトでは、基盤更改の設計から構築、テスト、移行までほぼすべての工程に携わっています。積極性を発揮し、実績を積み上げていったということですね。

Sさん:設計は未経験でしたし、その量も膨大だったので、タスク管理やスケジュール管理にかなり頭を悩ませた部分もあります。その都度、自分の想定を上司に伝え、軌道修正を図り、プライムベンダーの担当者と調整する業務を進めていきました。
ただ、こうして話しているとすべてうまくいっているように聞こえそうですが、実はその逆で、最初のうちは8割くらい失敗していたというのが実情。考えて現場に行ってはみるものの想定外のことばかりが発生し、その度に有識者に相談し、何とか立て直していったというのが正直なところです。そうした失敗からの修正を積み重ねて、最終的にプロジェクトを完遂しました。失敗から学ぶ点も多々あり、それも自分の糧になったのではないかと考えています。

若くしてチームリーダーを経験するも、決意した転職

自主的に動き、周囲のサポートも受けながら成長を実感する日々。クライアントやプライムベンダーから高評価を受け、多数のメンバーを抱えるチームのリーダーにも抜擢された。だが、そうした中でも将来の成長を考えると現状維持とは違う方向性が見えてきた。

—— その2つ目のプロジェクトでは入社1年目でありながらリーダーにもなっています。

Sさん:これには事情があって、先輩社員が基盤チームのリーダーだったのですが抜けてしまい、急遽私がその役割を代行することになったのです。リーダーになると、アプリケーション開発を担当する他のチームやプライムベンダー、エンドユーザーとのやり取りや調整も業務の範ちゅうとなり、タスクは一気に増えました。他のチームの業務も知っていないと仕事はスムーズに回らないため、その理解にも注力しました。そうして外部チームの仕事の内容を頭に入れつつ、コミュニケーションを図る経験を積めたことは、大きな収穫だったと考えています。

—— 急なリーダーへの起用でしたが、その役割を担う努力をされたのですね。

Sさん:自分は負けず嫌いな性格で中途半端な仕事はしたくなかったので、できる限りプロジェクトの力になろうと奔走しました。その結果、基盤のことに関する知識が蓄積され、その案件の有識者の1人になることができたのです。その知識はあらゆる場面で効力を発揮しました。例えば、本番環境のリリース時にエンドユーザーが立ち会った際、さまざまな質問を受けたのですが、それに正確かつ瞬時に答えることができ、「若いのにとても優秀ですね」と、とてもうれしい言葉をいただくことができました。2次請けの立場にも関わらず、エンドユーザーの方に直接評価されたことは、私にとって成功体験の一つです。

—— その後は多人数のチームリーダーも経験されていますね。

Sさん:最大20人規模のチームリーダーでした。それだけの人数のメンバーを束ねることは初めてだったため、それぞれにどのような役割を与えて管理していくかが非常に難しかったことを今も覚えています。特に苦労したのが、新人や若手など経験がないメンバーへのタスクの割り振りです。当初、与えた業務に遅延が発生した際、すべて私が巻き取っていたため、自分自身がオーバーワークになり、かえって進捗が滞る悪循環に陥ってしまいました。そこで、途中から他のチームとの調整が必要な難しいタスクは自分が引き受け、簡単な作業は他のメンバーで穴埋めするように方針を転換しました。すると、このアプローチが奏功し、プロジェクトを完遂することができたのです。これも失敗に対して自分で考えて何とかリカバリーできた貴重な経験になったと思います。

—— 会社の方針もあり、さまざまな経験を積むことができました。しかし、その中で転職を考えるようになったのはなぜですか。

Sさん:私のかねてからの目標は、大規模案件でプロジェクトマネージャー(PM)として力を発揮することです。ただ、現職ではそうした機会が望めないのが一番の課題でした。また、エンドユーザーと直接やり取りしながらシステムを構築したいと思っていましたが、2次請けの会社ではその機会がないのが現実です。それらの理由から、目標に向かってさらに自分自身が成長するために、転職が必要だと考えたのです。

リーベルとの棚卸しで見いだした強みが面接で高評価に

新卒で入社してまだ4年目を迎える前。年齢も20代半ば。だが、将来のキャリアに向けて転職に舵を切った。ただし、経験したプロジェクトは3案件。実績が少ない自分が、果たして目標とする企業に入社できるのか。そんな不安を抱えながら始めた転職活動だった。

—— 転職活動ではまずは何から始めましたか。

Sさん:インターネットで転職エージェントを探すことからスタートしました。検索して候補となったのが3社で、その中にリーベルも含まれていました。私は履歴書や職務経歴書の書き方が分からなかったので、それぞれに相談したところ、「とりあえず書いてみてください」と言われたので、自力で作成し、6割程度の完成度の段階で提出してみたのです。すると、リーベル以外の2社は「これで問題ないので早速応募しましょう」と返答があり、「6割の完成度なのに大丈夫なのか」と感覚のずれを感じました。一方、リーベルのレビューは全く異なるものでした。「これでは内容が薄い。ここの内容はもっと具体的にして、ここはより詳しく記述するように」と改善点を事細かく指示されたのです。リーベルは私の転職に対して真剣に向き合ってくれていると感じ、信頼感を覚えました。そこで、リーベル1社に絞って支援を依頼することにしたのです。

—— リーベルとはどのような話を。

Sさん:私から「大規模案件に携わりたい」「エンドユーザーの要望を直接聞いて対応するような仕事がしたい」と伝えると、「ではプライムベンダーを中心に応募してみましょう」と大手SI会社の求人票を複数提示され、その中には、今回入社することになった日立製作所の求人票もありました。ただ、実際に応募するとなると、不安になったというのが正直な気持ちでした。私はプロジェクトの経験が3回しかなく、自分と同じ年齢の20代半ばのエンジニアと比べると、見劣りしてしまうのではないかと漠然と思ったからです。

—— その気持ちにリーベルの担当者はどのように対応しましたか。

Sさん:じっくり時間をかけて私からヒアリングし、強みを見いだすことに力を注いでくれました。私はどちらかというと自分をアピールするのが苦手で、相対的に見てどんな強みがあるのか分からない状態でした。それに対し、リーベルの担当者は私の実績の棚卸しをする中で、「これは強みになる」「ここはアピールポイントになる」と指摘し、それをレジュメに書き込むと共に、面接で相手に積極的に伝えるように促してくれたのです。
例えば、案件で障害が起こった際に自分で考えて自主的に動いたこと、あるいはリーダーとして失敗を改善してメンバーをまとめたことは、評価ポイントになると言われました。私も棚卸しをしていくと、自分に身に付いた力が客観的に見ると意外と大きく、成長している部分もあるのだと気づき、自信にもつながりました。そして、リーベルの担当者はそのうえで、「プライムベンダーから内定が出る可能性は十分にある」と背中を押してくれたのです。

—— 実際の面接ではどうでしたか。

Sさん:これが、リーベルの担当者の言う通り、私の考え方や仕事への姿勢、経験は多くの面接官に高く評価していただくことができました。特に、日立製作所の面接では、私が問題や課題に対してまず自分の考えを持ち、その素案を有識者や上司に話して解決を図っていく仕事の進め方をしていることに、「そのアプローチは非常に大切。若手でそれができる人は少ない」と有難い言葉をいただいたことが印象に残っています。さらに、リーダーとして、苦境に直面しても最後までやり切る粘り強さも評価されたと思っています。
そして、同社の面接で何より有難かったのが、終始和やかな雰囲気で話ができたことです。最初に面接官が「自分と経歴が似ていて親近感を覚えていた。面接で会うのが楽しみだった」と話されてよい雰囲気を作っていただき、私もリラックスして自分自身の強みを自然に伝えることができました。面接官は入社後、私の上司となる方でしたが、この対応や話しぶりを見て、この方となら一緒に働きたいと思えたことも、同社の面接における大きなポイントだったと考えています。

—— 他社の面接も進み、日立製作所の他に3社の大手プライムベンダーから内定を取得しています。最終的に日立製作所への入社を決めた理由は何でしょう。

Sさん:まず、他社がいずれも最初は保守運用の部署に配属されるという条件だったのに対し、日立製作所は工程として要件定義から経験できる点に魅力を感じたことです。要件定義は未経験の領域でしたので、それをいち早く経験できることは、将来的に大規模プロジェクトのPMを目指す私にとって大きなメリットでした。また、日立製作所は技術力の高い会社ですので、マネジメントだけでなく技術も磨きたいと考えている自分とマッチしている点も好材料でした。そして、何より面接官の方の印象が非常に良かったこと。改めて一緒に働くことを想像した時に、非常にポジティブな気持ちになれました。それらの理由から、日立製作所にキャリアチェンジを図ることを決意したのです。

大切なのは、自分の経験や考えを言語化し、熱量を持って伝えること

自分が目指すキャリアの方向性とマッチし、働く環境としても良好なイメージを描けたことで、日立製作所への入社を決めた。当初は不安を抱いた転職活動だったが、希望通りの会社に入ることができた要因は何だったのか。

—— 転職活動を振り返り、希望していたプライムベンダーへの入社が実現した要因は何だと思いますか。

Sさん:1つは、リーベルの担当者と経歴の棚卸しをしていく中で、自分が仕事を進める上で大切にしてきた軸が明確になったことです。それは考え方や姿勢、強みと言い換えることもできるでしょう。例えば、私の場合は、再三言及している通り、「常に自分の考えを持って問題や課題の解決に向き合えること」「リーダーとして困難な場面でも粘り強く対処し、最後までやり切れること」などがそれに当たります。その軸に沿うような形で、実際のプロジェクトでの実績や行動、役割を整理し、レジュメや面接で伝える内容を形作っていきました。こうして棚卸しを通じて軸を決め、伝えるべき内容を話せる準備がしっかりできたことが、良い結果につながったのだと考えています。

—— 面接でも軸があれば、自分をアピールしやすいですよね。

Sさん:その通りです。あともう1つは、リーベルの担当者が各社の面接のスケジュールを私が本命で力を発揮できるように調整してくれたことです。というのも、面接は受ければ受けるほど、「次はこういう風にもう少しうまく伝えよう」「今度はこの点を強調して話そう」と改善点が見つかり、後の日程の面接の方が、よりブラッシュアップした内容を話せるからです。日立製作所は後半の日程で面接を組んでもらっており、その点も自分の考えや思いをアップデートして明確に伝えられた一因ではないかと思っています。

—— 2次請けのSI会社からプライムベンダーに転職したいと考えているエンジニアは数多くいらっしゃると思います。そうした方々に最後にメッセージを。

Sさん:プライムベンダーで求められる経験や技術のすべてを2次請けのSIerでカバーできるかといえば、大半の会社では難しいのではないかと思います。けれども、だからといってプライムベンダーで評価されないわけではないというのが、私が今回の面接で率直に感じたことです。自分の経験や考えをしっかりと言語化し、熱量を持って話せば、プライムベンダーの面接官にも伝わるもの。それが評価され、「その経験は貴重ですね」「その考え方は大切ですね」と言っていただけたことが何度もありました。皆さんも自分の経験、考えに自信を持って、プライムベンダーへの道を切り拓いていただければと思います。

—— その経験や考えを引き出し、言語化する点でも、転職活動のパートナーとなるエージェントの存在は重要ですね。

Sさん:はい。私の場合、それがリーベルの担当者でしたが、そうして信頼し、相談できる人がいれば心強いですし、面接の準備や対策がしやすくなるのは間違いないでしょう。

—— 今回は、2次請けからプライムベンダーにキャリアアップを図るために必要な要素を教えていただきました。貴重なお話をありがとうございました。

ライター プロフィール

高橋 学(たかはし・まなぶ)
1969年東京生まれ。幼少期は社会主義全盛のロシアで過ごす。中央大学商学部経営学科卒業後、1994年からフリーライターに。近年注力するジャンルは、ビジネス、キャリア、アート、消費トレンドなど。現在は日経トレンディや日経ビジネスムック、ダイヤモンドオンラインなどで執筆。
◇主な著書
『新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(荒濱一氏との共著)
『新版 やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』(光文社)(荒濱一氏との共著)
『「場回し」の技術』(光文社)など。
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