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コラム:転職の技術

第805章

「本当の転職理由を教えて下さい」と聞かれたら?

— 最後まで気を抜かず内定を勝ち取るために —

2017年7月21日

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「転職理由を教えて下さい」は面接で必ず聞かれる質問です。この質問に対しては皆さん想定して事前にしっかり対策し、面接本番でも特に問題なく回答されています。

ただ、場合によっては「正直、ここだけの話、“本音”の転職理由を教えて下さい」と聞かれることがあります。こう聞かれると急に焦ってしまう方がいます。焦って本音を正直に答えてしまうと痛い目をみてしまうので注意が必要です。

転職の理由ですから、本音で答えるべきではあるのですが、言い方には十分気をつけなければなりません。何よりも一貫した、軸のぶれない言い方が大切になります。一つずつポイントを追って行きましょう。

転職理由の伝え方のポイント

まずは基本的な転職理由の伝え方のポイントを振り返ります。本音を伝えつつも、その言い方が大切です。私は転職理由を伝える時のポイントとして以下の5点に関しては極力触れないように、とアドバイスしています。

  • ワークライフバランスの不満
  • 年収面の不満
  • 教育面に対する不満
  • ネガティブな物言い
  • 他責になる言い方

なぜ避けなければいけないのかという点に関してはこのコラムでは深く触れませんが、同じ事を言うにも、自分本位に愚痴っぽく言うのではなく、相手の立場になった回答、ポジティブに伝えることが出来るかを試されているとも言えます。それを意識し面接に挑んで頂き、うまく回答出来たにも関わらず、最後の最後で失敗してお見送りとなってしまった方を多く見てきました。

実際にあった事例を挙げて説明します。

「で、本音の転職理由は?」

転職理由として、「他社のシステムを見るのではなく自社のシステムの面倒を最後まで見たい」と思っていたAさんと言う方がいました。これが本音の転職理由ではあるのですが、実はもう一つ裏の転職理由がありました。それは「体制への不満」です。

私はAさんから「協力し合う環境に無い。皆がバラバラであり、自分の仕事だけどうにかなればいいと思っている。だからこそ教える環境に無いし必然的に残業も増え…」と事前に聞いていました。だからこそ「協力し合って一つのシステム・サービスを作り上げていきたい」という思考になり、面接では先述の転職理由を話し、無事一次面接・二次面接と通過して行きました。

そして、最終面接の序盤に転職理由を聞かれ、Aさんは一次面接、二次面接と同様に回答しました。その後も順調に面接は進んだのですが、最後の最後に面接官はこう言いました。「ここだけの話にしますので、正直、ぶっちゃけて、なんで転職したいのか教えてもらえますか?先程のも本音なのはわかったのですが、取り繕わず本音の理由を聞きたいんです」

正直に言ってしまったがゆえに

非常に話しやすい雰囲気であったことなどもあり、Aさんはここで正直ベースの話をしてしまいました。面接官も悪い反応はせず「そうですよね、それはきついですよね」と頷きながら笑顔で応じてくれたため、Aさんもタガが外れたように話してしまったそうです。

結果はお見送り。「他責の傾向にある。」という理由でした。これは先に記載した5点に触れてしまっている形です。恐らく、最後の「ぶっちゃけの転職理由」についてうまく話せていれば結果は異なったと思います。ではどう答えれば良かったのでしょうか。

本音を言ってもダメ、でも綺麗に言い過ぎるのも・・・

本音を正直に言ってしまうと厳しい結果になる可能性が高いというのは先述の通りですが、やはり本音は言わずに以下のように回答した場合はどうでしょうか?
「本音としても、やはり冒頭で申し上げました通り自社のシステムを最後まで面倒みたいというのが理由です。」

この回答で問題無い場合もあります。ただ、企業によってはこう回答すると「本音を言っているように思えない。何か隠している気がした。腹を割って話せない人と一緒に働くイメージが持てなかった」と評価されてしまう場合もあります。(だからこそ「本音はどうなの?」と再度転職理由を聞いたのかもしれません。)

本音一歩手前の建前の準備をせよ!

非常にあいまいな言い回しになりますが、私は「本音一歩手前の建前の準備をしてください」と候補者の方には伝えています。

Aさんの例で言うのであれば、
「やはり一言で言うならば自社のシステムを最後まで面倒をみたいと思ったことです。さらに正直に言うのであれば、もっと協力し合って行けないか、と思ったというのもあります。それぞれ違うシステムを作ってはいますが、そのナレッジをもっとうまく共有し合えば会社全体の底上げにもなるのではないかと思っています。私自身は共有するように務めては来ましたが、やはり企業として他社のシステムを作る環境では限界があります。だからこそ、自社サービス、一つのサービスを皆で一元となって作る御社のような企業に入りたいと思った、というのが正直な転職理由になります。」
などと、本音をポジティブに伝えつつ、転職理由を深堀して回答するのが良いのではないでしょうか。

もちろんここからの志望動機、何で御社でなければいけないのか、この理由もうまく話せなければいけませんが、まずはこの「本音一歩手前の建前」が話せるかどうか。これは自身の転職理由をどこまで深堀して考えられたかどうか、が肝になります。
最後の最後、気を抜かず内定を勝ち取るために、本コラムが少しでも役に立てば幸いです。

<ジャパ>

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