これで完璧!企業研究マニュアル! | 転職の技術 | IT転職 エージェント リーベル


IT転職 リーベル ホーム > コラム:転職の技術 > これで完璧!企業研究マニュアル!

コラム:転職の技術

第761章

これで完璧!企業研究マニュアル!

— 企業研究のやり方、教えます —

2016年8月26日

イメージ

HPを見るだけでは限界がある

企業研究をしておくように言われ、とりあえずHPの情報に目を通してみたは良いけど、漠然としていてよく分からない…。そもそも企業研究は何をすれば良いんだっけ…。

転職を経験された方は、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。転職が初めてという方は、企業研究をしておくよう言われても、何から手を付けて良いのかすら分からないことがあると思います。
製品情報やサービス情報を見ても、概要しか書いていないから分からない。求人票を読み込んでもその会社のイメージが掴めない。色々と調べたものの、結局どういう企業なのか分からない。こんな悩みを抱えてしまう方はかなり多くいます。

HPの作りやコンテンツが悪いのかというとそうではありません。企業側としては、自社をアピールするために、膨大な時間をかけてHPを作成しています。もう一度繰り返します。自社をアピールするために作成しています。さて、ここにHPの情報だけでは分かりづらいヒントが隠されています。企業は誰に対してアピールしているのでしょうか。この問題の答えを考える前に、これまでにあなたが働いてきた自社のHPをどれだけ見たのか振り返ってみてください。意外と見たことがないのではないでしょうか。

企業は、基本的には"お客様に対して"自社をアピールする材料としてHPを作成していると考えられます。自社社員向けではない、つまり、そこで働いている人、もしくは働くであろう人向けではないことが多いのです。最近では中途採用向けの採用ページを充実させている企業も多く出ていますので、そのようなコンテンツがあればそのページを見ることで有益な情報は得られますが、中途採用向けページが必ずしもあるわけではないので、そうなったときにどうするかが問題です。

HPから転職活動時に使える材料は最低限は揃っていますが、あくまでもお客様目線なので、プロジェクトの詳しい内容や社風、会社の方向性などを把握するには限界があります。HPを見ることは、会社の概要を知るにはかなり使えますが、働くイメージまでつくかというとそうではないことがあります。そして、大手企業になるほど情報量は増えていくので、情報が多すぎてよく分からないということに陥ってしまいます。

では、HPを見る以外にはどういう企業研究の方法があるのか。実際に私がエージェントとして企業研究をする際に活用しているものをお伝えします。

上場企業ではIR情報を熟読する

転職希望先が上場企業であるならば、企業が公表しているIR情報の株主向け資料を熟読しましょう。なぜIR情報を見たほうが良いかというと、IR情報は何のために出しているのかを考えてみると分かると思います。IR情報は株主に対して公表するわけですが、株主はその業界の経験者ではないことが多々あります。そのような方々に対して、自社の成果を伝えるためには、とにかく誰にでも分かるような資料、視覚的にすぐに理解できる資料を作らなければなりません。先にも述べたように、大手になるほど情報量は膨大です。それを分かりやすくまとめたのがIR情報の株主向け資料です。

また、分かりやすいというだけでなく、株主は何が見たいのかというと、結局儲かっているのか、この先はどんな事業展開をするのかということであり、もちろんその内容も網羅しています。これはHPの情報だけでは分からないものなので、よく目を通しておくことをお勧めします。IR情報を熟読することで、自分が受けようとしている企業は成長しているのか、経営は順調なのか、この先どうしていきたいと考えているのかがよく分かります。

意外と利用価値の高い新卒採用サイト

実は企業研究をする上で、中途採用であっても新卒採用サイト(大手新卒採用媒体、企業HPの新卒採用サイト)はかなり使えます。なぜならば、中途採用対象者は業界のことや業務内容はある程度知っているものだという前提になることが多いのですが、新卒対象者はまだ何も分からない状態であるため、企業としてもとにかく詳しく情報を伝える必要があります。技術的な内容は少なくなってしまいますが、働きがいや社風、社内イベントなど、会社の雰囲気を知るためには非常に有効です。また、新卒採用サイトには中途採用向けよりも福利厚生や休日に関する記載が詳しい場合がよくあるので、一度目を通してみてください。

より専門的な情報を得る方法

IR情報や新卒採用サイトでは、企業の全体像を把握できても、技術的な内容やプロジェクトの詳細についての記載はあまりないので、実際にそこで働くイメージはまだできないと思います。そこで、より専門的な内容を知るためには、専門的な媒体を利用する必要があります。

例えば、日経コンピュータの記事を読む、ITmediaや@ITに書かれている記事を読むなど、業界で働く人に向けて情報を発信している媒体で、自分が受けようと考えている企業の情報を探しましょう。雑誌だと探すのが大変なので、Web媒体のほうが良いですね。そこには、システムの構成が書かれていたり、どういう技術を利用しているのかが書かれていることが多いので、実際に働いた場合にどんな開発に携われるのかをイメージできるはずです。

プラスアルファで調べておきたいこと

エンジニアとして転職するにあたり、その会社がユーザ直請けの一次請けなのか、二次請け、三次請け案件が多いのか気になることがあると思います。国内を代表するような大手SIerであればほとんどが一次請けのプライム案件に携われることはイメージできますが、そうでない場合は企業の立ち位置を把握するのが難しいものです。そのようなときに見て頂きたいのが、HPの企業情報のページの中の「取引先企業」です。ここは意外と見ていない方も多いですが、実は企業の立ち位置を知る上では重要な情報が詰まっています。

つまり、取引先がエンドユーザばかりであれば、一次請けの可能性が高く、大手SIerが多い場合は二次請け以降の可能性があり、二次請け企業が多い場合は三次請けの可能性が高いと言えます。私も初めて知る企業を調べるときは、必ずここを見るようにしています。必ずしも取引先を記載しているとは限りませんが、企業の立ち位置が気になる場合は大いに参考になるでしょう。

以上をまとめると、

  • HPを見て企業の概要を把握する
  • IR情報を見て企業の情報をまとめ、理解を深める
  • 新卒採用サイトを見て新しい情報を得る
  • 専門媒体に受ける企業の情報が無いのか調べる
  • 企業情報の取引先企業を見て企業の立ち位置を把握する

これらを実施することによって、企業研究の効率も上がり、具体的なイメージができるようになるはずなので、是非ともお試しください。

<LAZ>

転職をお考えの方は、ぜひご相談を。

IT業界出身のコンサルタントが、
あなたの転職活動をフルサポートいたします。

転職支援サービス
に申し込む無料

このページのトップへ