COLUMN
コラム:転職の技術
第549章
2012/04/20

面接時の名刺交換

今回は面接時の名刺交換についてお話します。

■そもそも名刺交換は行うのか?

基本的に面接官とは挨拶のみで、名刺交換は行わないというケースの方が多いです。しかし、面接官によっては名刺交換を行う場合もありますので、念のため対応出来るように準備しておきましょう。

■名刺交換の基本

必ず立って行いましょう。文字に指が掛らないように持ち、胸の高さで交換します。その際に「○○株式会社の××と申します。よろしくお願い致します」などの挨拶と会釈も忘れないで下さい。笑顔があると尚良いです。

■もらった名刺はどうするの?

面接中は名刺は机の上に置いておきます。もらってすぐ名刺入れにしまったり、ポケットに入れるのはNGです。
複数の方と交換した場合は、席に並んでいる順番と同じ順番で名刺を置きます。例えば自分から見て対面の席に左からAさん、Bさん、Cさんの順に座っているのであれば、自分の机の上に左からAさんの名刺、Bさんの名刺、Cさんの名刺の順に置きます。
面接が終わったら、きちんと名刺入れに入れて帰りましょう。
名刺は相手の分身と思って丁寧に扱って下さい。

■帰宅してから

名刺にメールアドレスが記載されているので、御礼のメールを出すべきか迷う方もいらっしゃると思います。

エージェント経由の場合は、ご自身からメールを送る必要はありません。企業側としては直接連絡されても困ってしまうという方も多く、担当コンサルタントより代わりにお伝えさせて頂きます。その場合、担当コンサルタントにその日の面接の内容と感想、志望意欲を伝えて頂けると、より臨場感があり定型的ではない御礼が伝わります。

尚、自己応募の場合は、直接ご連絡しても失礼ではありません。

■名刺を忘れてしまった場合/離職中で名刺を持っていない場合

「名刺を切らしてしまい…」「離職中の為名刺を持ち合わせておらず…」等と一言添えて頂き、通常通り挨拶と会釈をして名刺を受け取りましょう。

いかがでしたでしょうか?
普段の業務内容によっては名刺交換に慣れていない方もいらっしゃると思いますが、不安な場合は担当コンサルタントへお気軽にご相談下さい。
名刺交換もビジネススキルの一つです。きちんとしたマナーでスマートに面接をこなしましょう。

<peridot>

注目のキーワード: