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コラム:転職の技術

第738章

あなたの仕事が、社会を良くしていく

— プロ意識が生まれるとき —

2016年3月4日

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2009年のアカデミー賞から

先日アカデミー賞が発表されましたが、数年前のハリウッド映画で「ハートロッカー」という作品がありました。イラクを舞台にしたアメリカ軍の爆弾処理班を描いた映画で、公開時のアカデミー作品賞を受賞しています。イラク戦争における過酷な現場を描いた反戦映画なのですが、その中でも特に危険とされている爆弾処理の専門家が主人公です。自分の命を危険にさらし、時には仲間や現地イラク人の命を救えない悲劇にも見舞われながら、長い任務を遂行していくというお話でした。

映画を象徴するのがラストシーンで、任期を終えてアメリカに帰国し平穏な生活を行う主人公が、最後にまた再び爆弾処理の現場に戻って行くという姿で映画は終わります。正直はっきりしない終わり方なのですが、一部の論評ではこのシーンは「どんなに辛くとも、自分のやるべき仕事を遂行しようとする男の姿」と解釈がなされています。

戦場に戻る直前、主人公が「今の自分にとって大切なものは一つだけだ」と息子に話す場面があります。それはつまり「自分にとって大切な事は、社会に対して自分が出来る貢献=自分の仕事」を指し、戦時下の過酷な現場にそれでも戻らざるを得ない心の葛藤(つまり反戦メッセージ)と合わせて描かれていると一部では解釈されているようです。

社会へ対する貢献意欲

日本人の私からすると戦場はおろか主人公の仕事・行動も非日常的過ぎて、正直まったくイメージも理解も出来ませんでした。主人公が自ら戦場に戻るという行動は、普通に映画を見ていればかなり違和感を感じるはずです。私も初見時には、自ら戦場に戻っていく主人公の選択は共感出来ませんでした。ただ、上記の論評を読んだ後ですと、自分がやらなければならない/自分にしか出来ない仕事を理解し、そこに取り組むという姿勢については、平和に暮らす私でも共感出来る点があります。

仕事をするモチベーションは、もちろん人それぞれです。お金を稼ぐという目的や、家族を養う手段、名誉やプライドの為に働いている方もいるでしょう。自分の成長を実感出来るからという人や、チャレンジが好きだからという理由もあって良いと思います。

ただ、もっと大きなモチベーションとして「社会に少しでも貢献したい」「日本をより良い国にしたい」「世界を少しでも住みやすくしたい」という想いや夢を持っている方も、かなりの数がいるのではないかと思っています。

プロ意識を持つ人が、社会を良くしていく

人にはそれぞれ、持って生まれたその人なりの「強み」があると私は思っています。追い込まれた場面でも冷静に話せるスキル、コツコツと仕事が出来る粘り強さ、周囲をやる気にさせる明るいキャラクター等々。その自分の強みが発揮できた仕事が「社会への貢献」に繋がったとき、自分の仕事に“誇り”が芽生え、プロ意識が生まれてくるはずです。現に、これまで転職支援をしてきた多くの方々が、そのような成功体験とプロ意識をお持ちでした。先ほどの映画では、そのプロ意識が戦場の爆弾処理にあったという何とも残酷な設定で、それ自体がやりきれない現実を表現していましたが、IT業界ではシステムで実現する社会貢献が、本当にたくさん存在しています。

「これは○○さんだからこそ出来た仕事ですね」
「○○さんが提案したシステムのおかげで、○○の事業が成功しました」
もし若い方がこのコラムを読まれていたら、このような嬉しい一言をお客さんからもらえるように、目の前の業務に是非ガムシャラに取り組んでみてください。成果が出れば欲が生まれ、自分を磨いて何かに貢献したいと思うはずです。目指す目標が決まれば、やりたい仕事や、叶えたいキャリアもきっと見えてくると思います。プロ意識を持つ人によって、世の中も良い社会に変わっていくはずです。

<鈴木 裕行>

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