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コラム:転職の技術
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第452章
2010/05/09

重要になっている志望動機

今の転職市場は買い手市場です。すなわち採用側企業が転職希望者を厳選採用している状況です。このような環境で重要になっていることの1つに志望動機があります。

リーマンショック以前のキャリア採用では転職者が売り手市場であり応募時の志望動機はそれほど重要ではありませんでした。しかし、リーマンショック以降は志望動機書の提出を必須とする会社がでてきました。

これは、入社後パフォーマンスを出すには
―その会社の製品、技術が好きである
―やりたい仕事・ビジネスがそこにある
―社長の経営方針、カルチャーに共感できる
等十分に会社、仕事内容を知って入社してほしいという企業の願いです。

ある大手のSIerの人事の方より先日次のようなお話を頂きました。
「大手なので安定しているから入社したいとか、仕事は何でもいいですという方は紹介しないでほしい」

理由は、「転職が単に“入社希望”であって入社する事が目的になっている。
このような方は入社したらそこで終わりになってしまう」
このような方は確実に面接で落とすそうです。

応募時に志望動機書を求められなくとも、少なくとも面接時には必ず出る質問です。

なぜ、その企業なのか? なぜ自社ではだめなのか?
応募の検討段階で是非事前に準備して応募してください。

<コンサルタント T.I>

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